私たちが毎日のように食卓に並べる食材。
しかし、それぞれの食材には、知っているとさらにおいしく、また経済的に利用できる裏ワザが隠されています。
一見、普通の食材でも、ちょっとした手間を加えることで、その魅力を最大限に引き出すことができるのです。
今回は、スーパーで働いていた私が、実際に店内で経験した、またお客様から教えてもらった食材の裏ワザを30選ご紹介します。
簡単に解説していますので、詳しく知りたい方は、リンク先の個別記事で確認してくださいね。
調理の時短・簡単な裏ワザ
食材:ゆで卵・卵
【要約・手順】
- 100均のエッグスライサーを準備!
- 硬めのゆで卵をスライス!
- 縦・横に向きを変えて、スライスしたら完成!
食材:ゆで卵・卵
食材:鶏肉・ささみ
【要約・手順】
- ささみの筋を取る方法は、包丁、スライサー、フォークを使う
- それぞれの方法には特徴と注意点がありますので、自分の得意な方法や状況に合わせて選ぶことが大切
- ささみを美味しく調理するためには、筋をしっかりと取り除くことが必須
食材:野菜・にんにく
【要約・手順】
- にんにくの皮は根元を切り落としてから電子レンジで加熱すると、簡単にツルッと剥けます。
- 加熱する際は600wの電子レンジを使用し、加熱時間は40秒がオススメ。
- 加熱時間を長くするとにんにくが焦げてしまうので、注意が必要です。焦げたにんにくは味が悪くなってしまいます…。
野菜・果物の皮、卵の殻をツルッと剥く方法
食材:野菜・トマト
食材:野菜・じゃがいも
【要約・手順】
- 爪楊枝で皮に軽く線を引く。
- 20~30分茹でる。
- 氷水に10秒浸すと皮が簡単に剥ける。
食材:果物・ぶどう
【要約・手順】
- 沸騰したお湯にぶどうを入れる。
- 20秒ほど加熱し、速やかに氷水に取り出し、ぶどうを急冷する。
- これでツルッと皮が剥ける。
食材:果物・りんご
【要約・手順】
- まず、ピーラーを用意する。
- 洗ったりんごの上部にピーラーの刃を横になるように当て、皮を剥く。
- 包丁が苦手な人でも簡単に皮が剥ける。
食材:果物・キウイ
【要約・手順】
- 洗ったキウイのヘタと花落ちの部分を持つ。
- キウイの上部に刃が縦になるようにピーラーを当てる。
- 上から下にスライドするように持つとキレイに皮が剥る。
食材:果物・梨
【要約・手順】
- きれいに洗った梨にピーラーの刃を横に合わせる。
- ピーラーをその場で固定しつつ、梨をゆっくりと回転させる。
- 包丁が苦手な人でも簡単に皮が剥ける。
食材:果物・桃
【要約・手順】
- (種取り)桃のおしりの部分にキッチンバサミを差し込み、種と果肉を切り離す。
- (種取り)種をキッチンバサミで掴み、捻りながら引き抜く。
- (皮むき)沸騰したお湯に桃を20秒間浸す。
- (皮むき)すぐに氷水に移して、表面温度を急速に下げる。
- (皮むき)皮を剥くと薄く剥ける。
食材:ゆで卵・卵
食材:果物・栗
【要約・手順】
- 栗と水を鍋に入れて、沸騰させてから5分加熱
- 1時間ほど放置して、栗を冷ます。
- 包丁で皮を剥いて完成!
野菜・果物を「洗うか?」「食べても良いのか?」迷ったときは読んで!
食材:野菜・大葉
【要約・手順】
- 大葉はチリやほこりが付いている可能性があるため、基本的には洗ってから使うことがオススメ。
- 大葉の洗い方は香りを保つために、優しく行い、水気は拭き取る。
- 大葉のパッケージに洗浄済みの表示がある場合は、自宅で洗わずにそのまま使える
食材:野菜・もやし
【要約・手順】
- パッケージを確認!洗ってくださいと明記がなければ、洗わずにOK
- 匂いが気になるときは、洗うのがおすすめ!
- すぐに判断できるので、次に使うとき試してみて。
食材:きのこ・エリンギ
【要約・手順】
- エリンギは洗わなくてOK!
- 目に見える汚れやゴミが気になる場合、キッチンペーパーや柔らかい布で優しく拭き取る。
- どうしても水で洗いたいときは、すぐに水分をしっかりと拭き取り、調理することが大切です。
食材:きのこ・舞茸(まいたけ)
【要約・手順】
- 舞茸は洗わなくてOK!
- 目に見える汚れやゴミが気になる場合、キッチンペーパーや柔らかい布で優しく拭き取る。
- どうしても水で洗いたいときは、すぐに水分をしっかりと拭き取り、調理することが大切です。
食材:果物・いちご
【要約・手順】
- 温室栽培でも表面に汚れが付くことがあり、洗うのがオススメ。
- 洗い方の注意: いちごはデリケート。食べる直前に洗い、葉を取り除く。
- 洗い方のポイント: 手で優しく洗い、葉と果肉の間を洗う。水分はしっかり拭き取る。
食材:野菜・じゃがいも
【要約・手順】
- じゃがいもの「中心空洞症」は、中心部が空洞になり表面が変色する現象。食べられないと思い、捨てがち。
- 空洞のあるじゃがいもは食べられる。変色部分を取り除けば、残りは美味しく食べられる。
- 「中心空洞症」はじゃがいもが急成長する際に起こる。大きなじゃがいもほど発生しやすい。避けたい場合は小ぶりのものを選ぶと良い。
食材:きのこ・えのき
【要約・手順】
- えのきの石づきは境目の線より1cm程下で切る。
- 根元のおが粉は取り除く。
- 石づき部分も料理に利用できる。
- 「エノキのステーキ」は石づき部分を美味しく活用する一例。
野菜・果物の選び方
食材:果物・りんご
【要約・手順】
- コツ1:軸反対のおしり側の色で熟度確認。地色が黄色の赤りんごは味濃厚。
- コツ2:鮮やかでツヤとハリのあるりんごを選ぶ。均一な色が味のポイント。
- コツ3:「コンコン」は新鮮、「ボスボス」は鮮度が悪い。音を確認するときはりんごを傷めないよう注意。
野菜・果物の保存方法!
食材:果物・りんご
【要約・手順】
- 室温保存のポイント: りんごは新聞紙で包んで涼しい室内に保管。新聞紙がエチレンガスと水分の損失を防ぎ、りんごを新鮮に保つ。
- 冷蔵保存の方法: りんごをキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。水分を保持し、乾燥から守る。鮮度が徐々に下がるので早めに食べることがオススメ。
- 冷凍保存のテクニック: カットしたりんごをジップロックに入れて冷凍。半解凍でシャーベットのように食べるか、ジャムやコンポート作りに使用可能。
料理をおいしくする裏ワザ
食材:鶏肉・から揚げ
【要約・手順】
- 下味をつけた後に、揚げる直前に衣をつける
- 衣の配合は、片栗粉2:小麦粉1がおすすめ
- 揚げたあとに、網で粗熱をとる!
食材:豚肉・メンチカツ
【要約・手順】
- キャベツはレンジで加熱!
- ひき肉を捏ねてから、残りの材料を入れる!
- 繋ぎは、卵、片栗粉で!
食材:魚介・シーフードミックス
【要約・手順】
- 3%の塩水に30分浸けて解凍!
- 片栗粉を揉み込んで臭み取り!
- 水分をしっかり取って下処理の完成!
食材:魚介・鮭(しゃけ)
【要約・手順】
- 水気を取って、酒を振って5分置く!
- 鮭にまんべんなく小麦粉をまぶす!
食材:魚介・鯖(さ
ば)
ば)
【要約・手順】
- 水気を取って、酒を振って5分置く!
- 熱湯(80-90℃)をかけて、冷水に!
知ってると博学!食材の豆知識
食材:果物・バナナ
【要約・手順】
- バナナの価格は育てられた標高により異なる。
- 高い標高で育ったバナナは価格が高く、味が濃く甘い。
- 低い標高で育ったバナナは価格が低く、味が軽い。
食材:牛肉・こま切れ、切り落とし
【要約・手順】
- こま切れ肉の特徴と活用: さまざまな部位の切れ端を集め、リーズナブルで使い勝手が良い。
- 切り落とし肉の特徴と活用: 特定の部位から薄く切り落とされた肉で、肉質もしっかり。
食材:果物・みかん
【要約・手順】
- 小さいみかんは大きいみかんに比べ糖度が高く、甘く感じやすいです。
- LサイズとSサイズはともに10kgパックで販売され、個数はサイズにより異なります(Lサイズは65~70個、Sサイズは110~130個)。
- 同じ重さであれば、Sサイズのみかんは個数が多いです。
食材:果物・シャインマスカット
【要約・手順】
- 黄色くなっているのは完熟したサイン
- 完熟したものの方が糖度が高い傾向
- 甘いシャインマスカットを選ぶときは、黄色の方がおすすめ
食材:野菜・ナス
【要約・手順】
- 半分に切ったナスの白い実に、ひとつまみの塩をまぶし、5分置く。キッチンペーパーで水気を拭き取る。
- ナスの皮に切れ目を入れる。
- 皮から焼く。