キウイは年中出回っているフルーツの1つですよね。
暖かい季節になると、キウイのさわやかな酸味が特に心地良く感じられます。
しかし、キウイの選び方は意外と難しいもの。
一見おいしそうに見えても、食べてみると期待外れだったという経験はありませんか?
そこでこの記事では、元スーパー店員の私が、そんなハズレキウイを避けるための3つのポイントをお伝えします。
ハズレのキウイその1:柔らか過ぎる
第1のポイントは「適切な柔らかさ」です。適度な柔らかさを持つキウイを選びましょう。
なぜなら、柔らかすぎるキウイは過熟している可能性が高いからです。
過熟したキウイは発酵したような味が出てしまい、望んでいる風味を楽しめません。
適切な熟度のキウイは程よい弾力感があります。
それを確かめるためには、キウイを手にとって優しく触れてみるとわかりますよ。
ハズレのキウイその2:皮にシワがよっている
第2のポイントは「皮の状態を確認する」ことです。
皮にシワや凹凸が多いキウイは避けましょう。
シワのある皮は、キウイが古い可能性があります。
古いキウイは水分が抜けて、そのジューシーな部分が失われてしまいます。
また、酸味も抜けて味がボケていることもあります。
しかし、シワのある皮のキウイを買ってしまった場合でも、ジャムやスムージーとして利用するという方法もあります。
熟したらすぐに食べるか、皮を剥いてカットし、保存袋に入れて冷凍することで、1ヶ月間の保存が可能です。(包丁で皮を剥くのが苦手な方は、包丁を使わず剥く方法をこちらの記事で紹介しています。)
ハズレのキウイその3:硬すぎる(すぐ食べる場合)
第3のポイントは「硬すぎないキウイを選ぶ」ことです。
特に、購入後すぐに食べたい場合は注意が必要です。
硬いキウイは酸っぱさが際立ち、甘みがまだ十分に出ていないことが多いです。
しかし、硬いキウイも捨てることはありません。室温で保存すれば、適度な熟度になります。
更に、りんごやバナナと一緒に袋に入れて保存すると、これらの果物が出すエチレンガスの作用で、キウイも早く熟します。
キウイを間違った方法で保存するとすぐに傷むことがあります。
・やりがちなキウイの間違った保存とは?正しい保存方法を解説!
まとめ
- 適度な柔らかさのキウイを選ぶ
- シワのない皮のキウイを選ぶ
- すぐ食べるなら硬すぎないキウイを選ぶ
- 過熟したキウイや古いキウイはジャム作りに利用
- 硬いキウイはりんごやバナナと一緒に保存して追熟させる