いちごは、甘さと食べやすさから、小さなお子様からご高齢の方まで多くの人々に愛されている果物です。
多くの方がスーパーや青果店で購入する際、「いちご、洗うべきかな？」と考えることがあるかもしれません。
ここでは、元スーパーの青果担当者としての視点から、いちごを洗って食べるべき理由をお伝えします。
いちごはなぜ洗うのが良いのか？
いちごは、きのこやもやしと違って生育する過程で、チリや埃などの汚れが付いてしまうことも…。
また、いちごは農園で収穫され、パッキングされた後、市場を経て店舗に並ぶまでに、いちごの表面にはチリやホコリがパックの中に入ることもあります。
さらに、いちごは表面がデリケートで傷がつきやすく、傷がついた部分からカビが生えることも少なくありません。
そのため、いちごを食べる際には、水で丁寧に洗うことをおすすめします。
これにより、いちごが持つ自然の美味しさを安全に楽しむことができます。
正しいいちごの洗い方
いちごを洗う際は、優しく水で軽くすすぐ程度に留め、ゴシゴシと強くこすらないようにしましょう。
特に、果肉と葉の部分の間には土や微細な汚れが隠れていることが多いため、葉を持ち上げながら洗うことがポイントです。
甘みを保つためのコツ
水で洗った後のいちごは、水分によって甘みが薄れることがあります。
これを防ぐためには、洗ったいちごの水気をキッチンペーパーでしっかり拭き取ることが重要です。
水滴をきちんと取り除くことで、いちごがもともと持っている甘さを損なうことなく楽しめます。
まとめ
・いちごは、流通過程でチリやホコリが付着するため、洗って食べる。
・洗う際は、傷つきやすいため優しく洗い、葉を持ち上げて隙間の汚れを取り除く。
・洗った後は水気をキッチンペーパーで拭き取ることで、甘みを保つことができる。
このように、いちごは適切に洗って食べることで、その魅力をより一層引き出すことができます。
気になる方は、ぜひ試してくださいね。
