じゃがいもは多くの料理で使われる万能な食材ですが、選ぶ際に注意する点があります。
それは、じゃがいもの色です。
スーパーで「茶色」と「緑色」のものを見かけることもありますよね。
どっちを買ったらいいのか迷うことありませんか?実は、間違った方を購入してそのまま食べると食中毒になるかも知れません。
じゃがいもの皮が「茶色」と「緑色」の違い
じゃがいもの皮が緑色になっているものは注意が必要です。
緑色のじゃがいもは、ソラニンやチャコニンという天然の毒素が増えている状態です。
これらの成分は、じゃがいもが光にさらされることで生成されます。
緑色の部分を食べると、吐き気や腹痛などの症状を引き起こす可能性があります。
農林水産省も緑色のじゃがいもの食中毒について注意を喚起しています。
そのため、緑色の部分は必ず取り除いてから使用しましょう。
また、芽が出ているじゃがいもも同様の理由で購入を避けるべきです。
緑色に変わる原因と保存方法の工夫
じゃがいもは、光にさらされると緑色に変わりやすくなります。
これは、光がソラニンとチャコニンの生成を促すためです。
したがって、じゃがいもを保存する際は、光が直接当たらないようにすることが重要です。
適切な保存方法としては、新聞紙やキッチンペーパーで包んで暗所に保管する方法があります。
茶色いじゃがいもの選び方
一方、茶色いじゃがいもは一般的に鮮度が良いです。
ただし、芽が出ていたり皮にシワがあるものは避けるべきです。
茶色いじゃがいもを選ぶ際には、均一な色味としっかりとした硬さを確認することが大切です。
まとめ
記事の要約!
– 茶色いじゃがいもは一般的に鮮度が良く、安全に食べられる。
– 緑色のじゃがいもには毒素が含まれているため、食べる際には緑色の部分を取り除く。
– じゃがいもを保存する際は光を避けることが重要。
気になる方は、店頭でチェックしてくださいね。