甘いりんごはここを見ればOK!元青果担当が教える“失敗しない選び方”

りんごを買ってみたら、思ったより甘くなかった…という経験はありませんか。

見た目がきれいでも、

実際に食べるまで甘さは判断しづらく、

「どう選べば当たりを引けるの?」と悩む方はとても多いです。

私がスーパーの青果担当として働いていた頃も、

お客さん
お客さん

「甘いりんごはどれですか?」

と毎日のように質問を受けていました。

そして、おすすめしたりんごを買っていかれたお客さんから、

お客さん
お客さん

「本当に甘くて美味しかったよ!」

と後日声をかけられることが何度もありました。

そのたびに、

ぱるとよ
ぱるとよ

甘いりんごの選び方は、ちょっとしたコツさえ知れば誰でも身につけられます

と強く実感していました。

今回はその経験をもとに、

スーパーで“外れない甘いりんご”を選ぶためのポイントをわかりやすく紹介します。

■結論:甘いりんごは“3つのポイント”で選ぶ

甘いりんごを選ぶときは、次の3つをチェックすれば大きく外しません。

チェックして欲しい項目
  1. 品種
  2. おしり(地色)の色
  3. 皮の張りと色味

まずは品種を把握し、次に熟度と鮮度を見極めるイメージです。

お店で短時間でもすぐ実践できます。青果担当だった頃も、この3つをお伝えするとほとんどのお客様が甘いりんごを当てられるようになりました。

■理由:なぜ“品種・おしり・皮”で甘さが分かる?

1. 品種によって甘味の方向性が決まる

りんごは品種ごとに甘さや酸味が大きく異なります。

品種特徴
サンふじ甘味が強く、ジューシーで万人に好まれる味わい。
シナノスイート甘味が強めで、やわらかい食感。子どもにも人気。
ジョナゴールド甘味と酸味のバランスが良く、爽やかな後味。
トキ甘味と酸味のバランスが良く、果汁が豊富でみずみずしい。
紅玉酸味が強めで、焼き菓子やジャムなど加工に向く。

たとえば、サンふじやシナノスイートは甘味が強めで、ジョナゴールドは酸味も感じるバランス型トキは甘味と酸味のバランスが良く果汁が豊富紅玉は酸味が強めで加工向きです。まずは「甘い品種」を選ぶことが前提になります。

2. おしり(地色)は“熟度”がわかるサイン

りんごのおしり(おへそ部分)は、日光が当たりにくく、熟度が最もわかりやすく表れる場所です。

緑が残っているものはまだ若く、黄色に近いものは熟度が進んでいる状態。

熟しているりんごはデンプンが糖に変化しているため、甘味を感じやすくなります。

「完熟でおいしいかどうか」を見抜く指標としてとても役立ちます。

3. 皮の張り=鮮度

皮がピンと張ってツヤがあるりんごは、収穫後の水分がしっかり保たれています。

鮮度が良いりんごは果汁が多く、食感や甘味の感じ方も良くなります。

甘さそのものを決めるわけではありませんが、「状態の良いものを選ぶ」ための大切な指標になります。

■実践編:スーパーで今日からできる選び方

ぱるとよ
ぱるとよ

1.POPでりんごの品種をチェックします。

甘い品種を優先して選ぶ。サンふじ・トキ・シナノスイート・ぐんま名月は外しにくい。

ぱるとよ
ぱるとよ

2.おしり(おへそ部分)が黄色いものを選びます。

緑が残るものは若め、黄色は熟度が高い証拠

ぱるとよ
ぱるとよ

3.皮に張りがあり、シワがないものを選びます。

鮮度が高く、シャキッとした食感と甘味が期待できます。

この3つを試していただいたお客様から、

お客様
お客様

甘くておいしいりんごに当たりやすくなったよ!

と言われたことが何度もありました。

まとめ

記事の要約!
  • 甘い品種を選ぶ
  • おしりの色が黄色いものを選ぶ
  • 皮の張りをチェックする

明日からの買い物で、甘いりんごに出会える確率がぐんと上がります。ぜひ今日から試してみてください。

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