お中元からお歳暮まで、年間通して楽しめるシャインマスカット。巨峰に比べて栽培しやすく、その作付け面積も拡大しているため、毎年スーパーの棚を彩っています。
シャインマスカットの房は大きく、美しい見た目で、さらに皮ごとで、種無しなので、老若男女を問わずに親しまれています。
鮮度の良いものを選べば、失敗することはほとんどありませんが、その最良のものを選ぶためのポイントがあるのです。
では、早速紹介しますね。
1. 脱粒していないものを選ぶ
シャインマスカットの新鮮さを見極めるためには、粒が軸から落ちていないかチェックすることが重要。
収穫後時間が経つと粒が軸から落ちるため、このポイントで鮮度を判断できます。
シャインマスカットは追熟しないため、新鮮なものが一番おいしいですよ。
早めに食べることで、シャインマスカットが劣化して食べる部分が少なくなるデメリットも避けられます。
なお、シャインマスカットは他のぶどうより棚もちが良いが良いという特徴もあります。
2. 粒がハリのあるものを選ぶ
新鮮なシャインマスカットは粒がパンパンに張っていて、シャキッとした食感が楽しめます。
古いものはハリがなく、実と皮の一体感も失われてしまうため、鮮度の良いものを選ぶようにしましょう。
鮮度の良いシャインマスカットを選んでも、適切な保存でないと早く傷んでしまうこともあります。
・房のままはNG!シャインマスカットを鮮度よく長持ちさせる保存方法!元スーパーの店員が解説
3. 茎が茶色く変色していないものを選ぶ
鮮度の良いシャインマスカットは茎が緑色です。
茎が茶色く変色すると、古くなっている証拠。可能な限り茎が緑色のものを選ぶとよいでしょう。
(茎と果皮が茶色く変色しているのも例外です。写真のようなシャインマスカットは緑のものよりも甘いです。)
ただし、茎だけが茶色く、果皮が緑色は鮮度が悪い証拠ですよ。
これらのポイントを頭に入れておけば、シャインマスカットの選び方に困ることはないでしょう。
長い販売期間を楽しむために、新鮮で美味しいシャインマスカットを選び、ぶどうライフを楽しんでくださいね。
間違ってハズレのシャインマスカットを買ってしまったら、こちらの食べ方がオススメですよ。
・意外と知らない「シャインマスカットの美味しい食べ方」ハズレのシャインマスカットでも美味しくなる!
まとめ
- 脱粒していないものを選ぶ: 粒が軸から落ちていないものを選ぶことで、新鮮で美味しいシャインマスカットを見分けることができます。
- 粒にハリのあるものを選ぶ: ハリのあるものを選ぶことで、シャキッとした食感と実と皮の一体感を楽しむことができます。
- 茎が茶色く変色していないものを選ぶ: 茎が緑色であれば新鮮さが保たれている証拠。収穫してから時間の経っているものは茎が茶色くなっていることがあります。