りんごの美味しい時期になってきましたね。
りんごは他の果物よりも長持ちする特徴があり、私たちの家でも常にストックしています。
ただし、適切な保存方法を取らないと、予想外に早く悪くなることもあります!
スーパーマーケットの青果部門担当者だった私が、りんごを長持ちさせる3つの保存テクニックをお伝えします。
室温保存
涼しい室内で新聞紙に包んで保管する方法がおすすめです。
「りんご」は、直接保存すると水分が失われやすく、また裸の「りんご」同士が近くにあると、相互のエチレンガスの影響で劣化が早まると言われています。
これを防ぐため、りんごをまとめて購入した際や、箱買いした場合は、少々手間ではありますが、1個ずつ新聞紙で包んで保存することをお勧めします。
新聞紙がりんごから出るエチレンガスを拡散しずらくし、他のりんごに影響を与えず、またりんごの水分が抜けるのも防ぎます。
保存する際の場所としては、風通しが良く、涼しい部屋を選んでください。
これにより、りんごを新鮮な状態で長く楽しむことができます。
冷蔵保存
りんごをすぐに食べきれない場合、冷蔵庫での保存が適しています。
冷蔵庫に保管する際は、りんごをキッチンペーパーで包み、その後ポリ袋に入れ、野菜室で保存をお勧めします。
冷蔵庫の環境は乾燥していることが多いので、キッチンペーパーで包むことでりんごの水分を保持し、乾燥から守ります。
ただし、冷蔵庫に入れてもりんごの鮮度は徐々に下がっていくので、できるだけ早く食べることをお勧めします。
購入する際は、鮮度が高く、見た目も美味しそうなりんごを選ぶよう心がけてください。
これにより、りんごを最も美味しく、長持ちさせることができますよ。
保存方法が良くても、美味しくないハズレのりんごを買ったら残念ですよね。
・ハズレの「りんご」を買わない選び方。たった3つのコツを解説
冷凍保存
カットしたりんごを冷凍保存する方法もあります。
もし一度にりんごを全部食べきれない場合、カットして冷凍保存するのも一つの良い方法です。
この方法だと、1ヶ月も長持ちしますよ。
まず、りんごの皮を剥き、芯を取り除いた後、食べやすいサイズに切り分けます。
その後、ジップロックに入れて冷凍庫で保存します。
冷凍したりんごは、半解凍の状態でシャーベットのようにして食べることができます。
また、アイスドリンクの氷の代わりとして使用するのもおすすめです。
さらに、冷凍したりんごは、ジャムやコンポートを作る際にも使用できます。
冷凍することで、調理の時間を短縮することができ、効率的に美味しい料理を作ることができますよ。
包丁でりんごの皮を剥くのが苦手な方には、次の方法がオススメですよ!
まとめ
- 室温保存のポイント: りんごは新聞紙で包んで涼しい室内に保管。新聞紙がエチレンガスと水分の損失を防ぎ、りんごを新鮮に保つ。
- 冷蔵保存の方法: りんごをキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。水分を保持し、乾燥から守る。鮮度が徐々に下がるので早めに食べることがオススメ。
- 冷凍保存のテクニック: カットしたりんごをジップロックに入れて冷凍。半解凍でシャーベットのように食べるか、ジャムやコンポート作りに使用可能。