オクラの美味しい季節が到来しました。
オクラは形状や大きさによって味が違うか、気になったことはありますか。
今回はは、スーパーの青果売場で働いていた私が、オクラのサイズと味について解説します。
記事の要約!
- オクラには出荷規格があり、サイズにより本数が定まっている
- オクラのパックあたりの重量は一定で、価格にサイズ差はない
- 私は小さいオクラを選び、ねばりの強いオクラ水を作る際には大きなオクラを選ぶ
では、早速紹介しますね。
オクラの出荷規格は?
まず、知っておいてほしいことは、オクラには出荷規格というものが存在します。
農協や市場での取引に際しては、その大きさや重さ、曲がり具合など、一定の基準が設けられています。
具体的には、
Lサイズは10〜12cmで8本、
Mサイズは8〜10cmで10本、
Sサイズは6〜8cmで12本
という風に定められています。
ただし、これは一例であり、農協や市場により出荷基準は微妙に異なります。
サイズと重量、価格の関係
次に、オクラのサイズと重量、価格の関係について解説します。
一見すると、Lサイズのオクラは見た目が大きいのでお得に感じるかもしれません。
しかし、オクラのパックあたりの重量は固定されており、含まれる本数が変わるだけです。
また、基本的に同一産地のオクラについては、サイズによる価格差はありません。
つまり、SサイズでもLサイズでも、一般的には同じ価格で販売されています。
野菜のプロはこう選ぶ!
大きいオクラ、小さいオクラ、どちらを選んだら良いの?と疑問に思われる方もいると思います。
結論から言うと、小さいオクラを選びます。
なぜなら、オクラは大きくなりすぎると固さが増して食感が悪くなる可能性があるからです。
小さなオクラは柔らかく、食感も軽やかなので生食でも調理でも使いやすいです。
ただし、オクラ水を作る際には、大きなオクラを選ぶこともあります。