8月に入り、店先に桃が山のように並ぶ季節になりました。
やわらかく熟した桃の皮を手でするりとむいて、そのまま生ごみに入れていませんか。
私は元スーパーの青果担当で、桃の箱を毎日のように開けていましたが、この皮がきれいなピンク色の煮出し汁になると知ってからは、むいた皮をまな板の端によけておくようになりました。

今回は、桃の皮と水と砂糖だけで作れる桃シロップをご紹介します。
小鍋ひとつでできますよ。
桃の皮は、水と2分煮出すとピンク色になります
桃の皮には、果肉と同じ香りと、外側の赤い色が残っています。
水と一緒に短く煮出すと、その色と香りが湯のほうへ移り、うすいピンク色の液体になります。

私が作ったときは、赤みの強い桃ほど、できあがりの色がはっきり出ました。
材料(作りやすい分量)
- 桃の皮…1個分
- 水…50cc
- グラニュー糖…50g
※グラニュー糖は上白糖でも作れます。
作り方
1) 小鍋に桃の皮と水を入れ、中火で2分ほど煮ます。

2) 皮を取り出し、残った煮汁を茶こしでこします。

3) 煮汁を小鍋に戻し、グラニュー糖を加えて弱火にかけます。

4) 砂糖が溶けたら火を止め、粗熱を取ります。
5) 清潔な保存瓶に移し、冷蔵庫に入れます。

どんな味わいになるか
砂糖を加えているので甘さははっきりしていますが、後ろのほうに桃の香りが残ります。
わが家では炭酸水で割ることが多く、氷を入れたグラス一杯にシロップを大さじ2ほど加えると、ちょうどよい濃さになりました。

レモンの果汁を少し落とすと後味が軽くなりますし、紅茶に入れれば桃の香りのお茶になります。
かき氷やゼリーにかける使い方もできます。
コツ・注意点
- 皮は洗ってからむきます。煮出して口に入れるものなので、桃の表面を流水でさっと洗い、水気をふいてから皮をむいてください。
- 煮すぎないようにします。2分ほどを目安にしています。
- 保存瓶は清潔なものを使います。熱湯をかけて乾かした瓶に移し、冷蔵庫に入れて2〜3日ほどで使い切っています。
- 傷んだ部分がある皮は使いません。茶色く変色したところは取り除いてから鍋に入れています。
まとめ

- 桃の皮は、水と一緒に2分煮出すとピンク色のシロップになる
- 材料は皮1個分・水50cc・グラニュー糖50gの3つだけ
- 清潔な瓶に入れて冷蔵庫へ。2〜3日で使い切る
いつもは生ごみに向かっていた皮が、そのままもう一杯の飲みものになります。
桃をむいた日は、皮をすぐに捨てず、小鍋を出してみてくださいね。

