夏の到来と共に、きゅうりがひんやりと美味しくなってきました。
塩をつけてガブリとかじる、そのシャキシャキとした食感と冷たさがまさに夏の楽しみです。
しかし、そんなきゅうりをみなさんはどのように保存していますか?
意外と知られていない、きゅうりの正しい保存法を、今回は元スーパー店員だったぱるとよが解説します。
記事の要約!
- きゅうりの保存には水分と乾燥を避けることが重要である。
- 室温、野菜室直置き、ビニール袋入れのまま保存はきゅうりの鮮度を落とす。
- キッチンペーパーで包み、袋に入れて野菜室で立てて保存することがベストな方法である。
では、早速紹介しますね。
誤った保存法その1 – 室温保管
まず、きゅうりをそのまま室温で保存すると、暑さであっという間に傷んでしまいます。
スーパーではよく売れるため室温で置かれていますが、自宅での保存は別。
購入後はすぐに野菜室へと移動させましょう。
誤った保存法その2 – 野菜室へのじか置き
次に、きゅうりをはだかのまま冷蔵庫の野菜室に入れていませんか?
これは乾燥しやすい野菜室では、きゅうりが1日でシナシナになってしまう原因になります。
誤った保存法その3 – ビニール袋入れのまま保管
そして最後に、袋入りのきゅうりをそのまま野菜室に入れるのも厳禁。
ポリ袋だけでは、袋に中にはきゅうりが傷む原因となる水分が溜まってしまいます。
正しいきゅうりの保存法
では、どうすればきゅうりは鮮度を保てるのでしょうか。
答えは水分と乾燥を避けること。
1)水分がついていたら、きゅうりをキッチンペーパーで拭き取ります。
2)新しいキッチンペーパーを使ってきゅうりを1本ずつ包み、ポリ袋に入れます。
3)その袋を野菜室で立てて保存します。
キッチンペーパーが余分な水分を吸収し、ポリ袋で乾燥を防ぎます。
さらに、野菜室で立てて保存することで、栽培時の状態を再現し鮮度を保ちます。