おせち料理に欠かせない具材のひとつ、たけのこ。
その水煮には、ときどき白い粒々がついていることがあります。
「カビなのかな?」と気になる方もいるかもしれません。
実は、この白い粒々はまったく害のない成分で、食べても安心です。
この記事では、この白い粒々の正体や、水煮たけのこの下処理方法、保存のコツについてわかりやすく説明します。
これを読めば、たけのこをもっと便利に、美味しく使えるようになります。
白い粒の正体は?カビではない!
水煮たけのこに見られる白い粒々は「チロシン」というアミノ酸の一種です。
これはたけのこの成分が固まったもので、無害です。
製品のパッケージにも「安心して食べられる」と記載されていることが多いです。
この粒々は、たけのこが柔らかく、良い品質である証とも言われています。
選ぶ際の目安として活用してみるのもおすすめです。
たけのこの水煮の下処理方法
商品によってはそのまま使えるものもありますが、匂いが気になる場合は以下の方法がおすすめです。
- たけのこを水で洗い、食べやすい大きさに切ります。
- 沸騰したお湯にたけのこと日本酒大さじ1を入れ、軽く茹でます。
この手順でたけのこの臭みを抑え、料理をより美味しく仕上げられます。
保存の工夫で長持ち
使い切れなかったたけのこは、水を張った容器に入れて冷蔵庫で保存します。
ただし、毎日水を替える必要があります。
これにより鮮度が保たれますが、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
まとめ
記事の要約!
- 水煮たけのこの白い粒々は「チロシン」で、食べても安全。
- 匂いが気になる場合は日本酒を使って下茹でを。
- 保存する際は水に浸け、冷蔵庫で管理。水は毎日交換する。
水煮たけのこは簡単に使えて便利な食材です。
この記事を参考に、おせち料理や普段の献立で楽しんでください。