キャベツは一年中スーパーで見かける食材です。
特に春には柔らかくて軽いキャベツが適している一方、冬には重くて葉が密に詰まったキャベツがおすすめです。
外見と価格が同じでも、重さがあるキャベツは実際に食べられる部分が多く、コストパフォーマンスが良いです。これは、100グラム当たりの価格が低くなるためです。
しかし、実際にキャベツを選ぶときには、重量の違いを見分けるのは難しいかもしれません。
そこで、重さが判断しにくい時に役立つ、選び方のポイントを2つ紹介します。
中心の「芯」のサイズ
まるごとのキャベツを選ぶときは、中心部にある硬い「芯」のサイズに注目してください。
芯の大きさは、五百円玉ぐらいがいいとされています。
もし二つのキャベツが同じ大きさなら、芯が小さい方が可食部が増えますよ。
カットキャベツは、次のように芯の大きさが一目でわかります。
左側:芯が小さい(短い)、右側:芯が大きい(長い)
キャベツの芯は食べない方が多いと思います。
大きい芯を持つキャベツは食べられる部分が少なくなります。
葉の巻き具合もチェック
カットされたキャベツを選ぶときは、葉がぎゅっと密に詰まっているものを探します。
例えば、同じ価格で売られているカットキャベツを比較した場合、葉が密に巻かれたキャベツは、葉の間に隙間があるものよりも重量があります。
実際に、葉が密に巻かれたキャベツは、隙間があるものよりも重いことが多いです。
このことから、葉の巻き具合を確認することが大切です。
また、可能ならば、小さい芯を持つキャベツを選ぶと、より多くの食べられる部分を得られます。
ただし、春キャベツは葉の巻きが緩い方が美味しいとされています。ただし、100gあたりの単価を下げたい時は、葉がしっかりと巻いた方をチョイスして下さいね。
まとめ
・中心の「芯」が小さいキャベツを選ぶことをおすすめします。
・カットキャベツは、葉が密に詰まっているものを選んでください。
・小さい芯と密に巻かれた葉を選ぶと、食べられる部分が多くなり、経済的にも得です。
キャベツの購入を検討する際は、これらのポイントを参考にしてください。