これからの季節、さわやかな酸味のフルーツが美味しい時期になりますね。
キウイはその代表的なフルーツの一つですが、食べごろを見極めるのが難しいと感じる方も多いかもしれません。
時には見た目に惹かれて購入したものの、味がイマイチだった経験はないでしょうか。
そこで、良いキウイを見分けるポイントを3つ、青果担当の経験を活かして解説します。
ハズレのキウイ①:やわらからか過ぎる
柔らかすぎるキウイは熟れ過ぎの可能性があり、発酵したようなつんとした香りが強く出ていることがあります。
ポイントは、ほどよい弾力性があるキウイを選ぶとこと
購入時には、優しく触れてみて、弾力性を確認しましょう。
ただし、強く押しすぎると果肉を傷つける原因にもなるので、注意が必要です。
ハズレのキウイ②:皮にシワがある
皮にシワが寄っているキウイは、古くなっている可能性があります。
古いキウイは水分が減り、ジューシーさや酸味も少なくなってしまうことがあります。
シワが寄っているキウイは、見切り品(割引商品)として販売されていることも!ジャムなどに加工する場合は、見切り品を選ぶのも一つの方法です。
皮にハリがあり、適度に弾力のあるキウイを選ぶことをおすすめします。
ハズレのキウイ③:硬すぎる(すぐ食べる場合)
すぐに食べたい場合でも、硬すぎるキウイを選んでしまうことがあります。
硬いキウイは酸味が強く、甘みが足りないことが多いですが、キウイの硬さにもよりますが、室温で2~3日保管することで食べやすくなることも。
食べる前には、キウイを持って食べ頃なのか、手に持って弾力を確かめてくださいね。
さらに早く熟させたい場合は、りんごやバナナと一緒に袋に入れるのがおすすめです。
これらのフルーツから出るエチレンガスがキウイの熟成を促します。
まとめ
– 適度な弾力性があるキウイを選ぶ。
– 皮にハリがあり、シワがないものが良い。
– 硬すぎる場合は、追熟させてから食べる。
キウイ選びで失敗したくない方は、上記のポイントを参考にしてみてくださいね。