オクラは生食も可能ですが、おそらく多くの方が茹でて食べるのではないでしょうか。
それについて、皆さんはどのように茹でているでしょうか? 意外と知らないのが、その茹で方によっては栄養素が失われてしまう可能性があるということです。
今回は元スーパーの店員、「ぱるとよ」が、オクラの栄養を逃がさない最適な茹で方を解説します。
この記事でわかること
- 栄養を逃さないオクラの茹で方が分かる
- NGなオクラの茹で方も紹介
では、早速紹介しますね。
NGな茹で方とは?
オクラを茹でる際、一般的にはへたの部分を切り落としてから茹でる方が多いと思います。しかし、この方法だと、栄養が茹で汁に流れ出てしまい、また、オクラの特徴的な粘りも茹で汁に出てしまい扱いづらくなります。
そこで、へたの部分を切り落とさずに茹でる方法を紹介します。
おすすめの茹で方(手順)
1)オクラをまな板に置き、適量の塩を振り、板ずりをします。
2)へたの部分を切り落とさずに、その周りの部分を剥き、先端を少し切ります。
3)お湯を沸騰させ、沸騰したら塩をまぶしたオクラを投入し、1分〜1分30秒程度茹でます。
4)茹で上がったらザルに取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
5)適度な大きさにカットします。
オクラの活用方法
この方法で茹でることで、栄養素が茹で汁に流れ出にくくなります。また、茹でたオクラは水気を拭き取ることで、調味料を加えた際に味が薄まることを防げます。
茹でたオクラは、麺つゆやゆずポン酢、白だし、醤油、食べるラー油などとの相性が良いので、お好みの味付けでお楽しみください。さらに、鰹節や桜エビ、いりごま、すりごまなどをトッピングすれば、一層美味しさが増します。