スーパーでピーマンを手に取ったとき、「これって新鮮なのかな?」と迷った経験はありませんか?見た目が似ているピーマンでも、よく見ると鮮度に違いがあるんです。
ピーマンには実はさまざまな品種がありますが、今回は同じ売場に並んでいる同品種のピーマンの中から、より新鮮なものを選ぶコツをご紹介します。
元スーパー店員として働いていた筆者が、日々の売場で実際に見てきたポイントを3つにまとめました。

「今まで逆を選んでたかも…」と思うような意外なコツもあるので、ぜひチェックしてみてください。
見分け方①:ヘタの色で鮮度を読む

まず見るべきはヘタの色です。
新鮮なピーマンのヘタは、鮮やかな緑色でピンと張っているのが特徴です。時間が経つと、ヘタは黒っぽく変色し、シワが寄ったり乾いたようになります。野菜の鮮度はヘタに出やすいため、ここを見るだけでも見分けがつくようになります。
意外と見落とされがちですが、「実」よりもヘタが鮮度のバロメーターです。
見分け方②:表面のツヤとハリが決め手

ピーマンの皮は、ツヤとハリがあるかどうかを見ましょう。新鮮なものは、表面に自然な光沢があり、触るとしっかりとした張りを感じます。
一方、古くなると表面のツヤが消え、くすんだような色味になります。さらに、表皮に細かいシワが入っているものや、傷がついているものは避けたほうが無難です。
見分け方③:手に取ったときの硬さを確認

最後は、手に取って硬さを確認しましょう。新鮮なピーマンは、しっかりとした弾力と固さがあり、手に持ったときに張りを感じるのが特徴です。

時間が経つと、ピーマンの水分が抜けて柔らかくなり、表面にシワが出てくることがあります。こうしたピーマンは、日持ちしにくく、食感も劣化している可能性があるため、購入は避けたほうがよいでしょう。できるだけフレッシュなものを選ぶのが理想です。
まとめ
- ヘタは緑色でみずみずしいものを選ぶ
- 表面に自然なツヤとハリがあるものが新鮮
- 軽く握って、しっかりと硬さを感じるものを選ぶ
ピーマンは日々の料理でよく使う食材だからこそ、選び方を知っているだけで満足度が上がります。
「いつもよりハリがある」「炒めてもシャキッとしてる」と感じることもあるかもしれません。ぜひ次の買い物で、この3つのコツを試してみてください。
※本記事は筆者の経験および一般的な野菜の選び方に基づいた情報であり、すべてのケースに当てはまるものではありません。ご購入時の判断は自己責任でお願いいたします。