スーパーのコーナーで鮮やかに並ぶとうもろこし。
甘さが詰まっており、この季節のお楽しみですよね。
しかし、保存の仕方1つで鮮度が落ち、甘みが損なわれていることはありませんか?
そこで、とうもろこしの鮮度を保つための保存方法と間違った保存方法を元スーパーの青果担当だった私が解説します。
- とうもろこしの鮮度を保つための保存方法
- 保存時の注意点と一般的な誤解
- 購入後すぐに茹でて保存するメリット
では、早速紹介しますね。
NGな保存方法1:室温で保存
よくある間違った保存方法の一つ目は、室温での保存です。
とうもろこしは、時間が経つほど鮮度が下がり、温度が高いほど糖分を消費するスピードが速まります。
スーパーでの陳列が室温だからといって、同じ条件で保存するのは誤り。
特に、夏場の室温はとうもろこしの鮮度を奪います。
だからこそ、自宅では冷蔵庫での保存が望ましいですよ。
NGな保存方法2:そのまま冷蔵庫で保存
間違った保存方法の二つ目は、皮を剥いて冷蔵庫に入れることです。
とうもろこしは乾燥に弱く、皮を剥いてしまうと、冷蔵庫内での乾燥が進みます。
すぐに調理できない場合は、皮をつけたままポリ袋に入れて冷蔵庫に保存しましょう。
ポリ袋に入れることで、とうもろこしの水分を逃がさずに鮮度を保つことができますよ。
NGな保存方法3:横にして保存
間違った保存方法の三つ目は、とうもろこしを横に置いて保存することです。
とうもろこしは立った状態で栽培されています。
縦に保存することで、鮮度劣化を緩やかにすることができます。
とうもろこしを立てて保存するのが難しい場合、ペットボトルを利用すると便利です。
オススメの保存方法:すぐに茹でる
いくら正しい保存方法を実践しても、とうもろこしの鮮度は時間とともに落ちてしまいます。
だからこそ、最もオススメするのは、購入後すぐに茹でること。
茹でた後は、とうもろこしが乾燥しないように、ラップでしっかりと包んでから冷蔵庫に保存しましょう。
そして1〜2日以内に食べきることがオススメ。
とうもろこしの甘さを最大限に楽しむ秘訣です。