暑くなる季節に欠かせない麦茶。
家庭で作って冷蔵庫に常備している方も多いですよね。
ところがその麦茶、実は保存方法によって風味や衛生面に影響が出ることがあります。

この記事では、ついやってしまいがちなNG行為3つをご紹介します。
NG①:室温で保管する

作りたての麦茶を常温に置いたまま放置していませんか?特に夏場の室温は雑菌が繁殖しやすく、麦茶の品質が変わってしまう可能性があります。
見た目や味に変化がなくても、体調に影響を与えることもあるため、常温保存は避けるのが望ましいです。
→ ポイント:粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫へ。常温放置は1時間以内が目安です。
NG②:冷蔵庫で何日も保存する

「冷蔵庫に入れてるから大丈夫」と思って、3日以上保存していませんか?
麦茶は日が経つにつれて雑菌が増えやすくなり、風味も落ちてしまうことがあります。
やかんで煮出した場合はもちろん、お湯出しや水出しでも、完全な無菌状態ではないため、できるだけ早く飲み切ることが推奨されます。
→ ポイント:冷蔵保存の目安は2日以内。作り置きは少量ずつが安心です。
NG③:熱いまま冷蔵庫に入れる

作ったばかりの熱い麦茶をそのまま冷蔵庫に入れていませんか?
これは冷蔵庫内の温度が一時的に上がり、他の食品の品質にも影響を与える可能性があります。
特に乳製品や肉・魚などの生鮮食品は、温度変化によって傷みやすくなったり、雑菌の繁殖リスクが高まることがあります。
また、冷蔵庫の消費電力も一時的に増加するため、電気代の無駄や冷却効率の低下にもつながります。
→ ポイント:粗熱をしっかり取ってから冷蔵庫へ。
まとめ
- 麦茶は常温保存を避け、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
- 2日以内に飲み切るのが基本。長期保存は控えましょう。
- 冷蔵庫に入れる際は、しっかり冷ましてからが望ましいです。
保存方法を見直すことで、麦茶の風味と衛生面をより良く保つことができます。今日からぜひ実践してみてください。
※本記事は一般的な食品衛生の知見をもとに記載しています。保存期間・方法は環境や個人の体調により異なるため、ご自身の判断で安全にご利用ください。