カフェやスイーツ店で見かける、種も皮もない丸ごとの桃。まるで魔法のように美しく仕上げられたその姿を見て、「どうやってこんなにキレイに?」と気になったことはありませんか?
実は、ご家庭でも簡単にできるんです。しかも包丁を使わずに!

今回は、キッチンバサミと熱湯+氷水だけで、桃のタネと皮をキレイに取る裏ワザをご紹介します。
タネの取り方
1)桃のお尻(とがっているほう)からキッチンバサミを入れ、種に沿って縦にカットします。果肉と種を切り離すように意識してください。

2)キッチンバサミで種をつかみ、少しひねるようにして引っ張り出します。

するっと外れるときは感動もの!

種が残った場合は、反対側からも同じようにハサミを入れると取れやすくなります。
皮のむき方
桃の皮をキレイにむくには、「湯むき」がおすすめです。
1)鍋にお湯を沸かし、桃を20秒ほどくぐらせます。長く入れすぎると果肉がやわらかくなりすぎてしまうので注意。

2)すぐに氷水に浸して、急激に冷やします。

3)表面がしっかり冷えたら、手で皮をむいてみてください。

すると…驚くほどキレイに薄皮がするりと剥けます!
まとめ

記事の要約!
- 種はキッチンバサミで「切って→つかんで→ひねる」がコツ
- 皮は「湯むき→氷水」でスルッとむける
- キレイに仕上がるからお家で作るスイーツ調理もラク!
食育講座で紹介したところ「めちゃくちゃキレイに剥けた!」「これなら桃の季節がもっと楽しみになる」と感想をいただきました。ぜひ旬の桃で試してみてくださいね!
*本記事は一般的な調理方法の一例をご紹介するものであり、すべての桃に同様の効果が得られることを保証するものではありません。桃の品種や熟し具合によってはうまくできない場合もありますので、あらかじめご了承ください。調理の際はやけどやケガに十分ご注意ください。