暑くなってきましたね!
こんなにも暑い日が続くとなすを食べたくなります。
焼きナス、麻婆茄子、カレーに入れたりと夏はなすが大活躍。
買い物に行くといつも、なすをかごに入れています。
昔はそこまで好きではなかったのですが、ここ最近好きになったので、毎日のように食べています。
そんな私ですが、どんななすでも良いわけではありません。
なすはとうもろこしや枝豆に比べてすぐ鮮度が落ちるわけではありませんが、熟成するものでもありません。
そこで、なすが大好きな主婦で元スーパーの青果担当だった私が、ハズレのなすを選ばない方法をご紹介します。
鮮度チェックのポイント
①ヘタがしっかりしているもの
②ハリがあり弾力があるもの
③シワがなく、ツヤがあるもの
では、早速詳しい内容を解説しますね。
選び方:なすのヘタを確認する
なすの鮮度を確認するのに一番手っ取り早い方法はヘタを見ることです。
古くなってくるとヘタの部分が傷んでずるっと剥けてきます。
また、ヘタの先端にカビやとろけが出てしまいます。
ですので、ヘタの先端までハリのあるものが鮮度が抜群に良いことがわかります。
補足:ヘタの色味は品種によって変わるので、色味での判断は難しいです。
選び方:ハリや弾力を確認する
次にチェックしてもらいたいのが、なすのハリや弾力です。
鮮度の良いなすはハリがあり、弾力があります。
一方古くなったなすはハリがなく萎びており、弾力がありません。
スーパーではバラ売りのなすは風に当たって萎びやすいので、バラ売りのなすを買うときはハリと、弾力を確認したほうが良いですよ。
袋に入っているものも同様で、ハリと弾力を確認してくださいね。
選び方:しわやツヤを確認する。
つやがあるかどうかも鮮度を決めるのに重要なポイントです。
鮮度が良いときはつやがあり見るからに美味しそうです。
鮮度が落ちてくるとつやはなくなり、シワがよってきます。
また、表面に傷がついてないものもポイントです。傷がついているとその部分を削るので、食べる部分が減ってしまいます。
ですので、私は傷がついてないものを選ぶことが多いです。
さらにプロはここを見る!
スーパーでは基本的にはなすはバックヤードでも室温で保存しますが、30度を超える夏場は冷蔵庫に避難させます。
というにも30度超えの室温では傷んであっという間に売りものにならなくなります。
というスーパーの店員の都合です。私も以前スーパーで働いている時はバックヤードの冷蔵庫に入れていましたが、これが実はなすによくないと思うんですよね。
なすを冷蔵庫に入れると低温障害になってしまい、ナスの実が硬くなってしまいます。
硬いなすも食べられますが、食感がよくなく美味しくありません。
袋に入ったなすは冷蔵庫に入れていたら室温に戻すと表面が結露して水分がつきます。
水分がついた場合、早めに拭き取らないと傷む原因になります。
袋に入ったなすで袋の内側に水滴がついているものを購入した場合は早めに表面をキレイにしてあげてくださいね。
冷蔵庫で保存はダメ!室温がおすすめ
買ってきたらなすは冷蔵庫で保存しません。
理由は先述したとおりで、冷蔵庫に入れてしまうと硬くなり食感が悪くなってしまいます。
食べられる分だけ購入してできる限り2、3日の間に食べるのがオススメ。
しかし食べきれない場合はスライスして天日干ししてセミドライにして干し野菜としてから冷蔵庫に入れるのもアリです。
干すことで甘みが凝縮されて美味しくなります。とはいえ、干しても完璧に水分を飛ばすわけではないので、こちらもなるべく早く食べた方が良いですよ。
ヘタの切り方
いざ食べようとしたときになすはヘタを切り落としますが、そのままぶつっと切ってしまうととても勿体無いです。
1)ヘタを剥くようにきる。
2)本当に硬い部分を切り取る。
3)お好みのサイズにカットして調理する。
ナスのヘタの部分は本当に硬い部分は食べられないですが、柔らかい部分もあるので、捨てずに済みますよ。
まとめ
・鮮度が落ちるとヘタがずる剥けてくる
・へた、はり、シワを確認
・冷たいなす、袋の内側に水滴のついているなすは買わない
・冷蔵庫で保存せず、食べられる分だけ購入
気になる方は、ぜひ試してくださいね。