春の食材「たけのこ」は魅力的ですよね。
ただ、生のたけのこだとどうしても下処理などで手間がかかってしまいます。
そこで水煮たけのこを使うと時間短縮もできて便利です。
しかし、そんな水煮のたけのこに、白い粒々が入っていることがあります。
これって食べてもいいのか?疑問に感じる方もいると思います。
そこでこの記事では、その疑問を元スーパーの青果担当だった私が解説しますね。
「水煮たけのこ」の白い粒々は安全!
白い粒々が見られることがある水煮たけのこですが、これらは「チロシン」というアミノ酸の結晶で、健康に影響を与えるものではありません。
そのため、見た目に惑わされることなく、安心して食べることができます。
また、これらの粒々が多いたけのこは、柔らかくて質が良い可能性が高いとされています。
水煮たけのこの適切な下処理方法
水煮たけのこはそのまま使えるのもあります。
しかし、ちょっと匂いが気になる方は、次のように下処理すると匂いが軽減されますよ。
1)水煮たけのこを水で洗い、食べやすい大きさに切ります。
2)次に、沸騰したお湯に日本酒を加えます。
3)数分間茹でます。
たけのこの臭みを軽減することができます。
水煮たけのこの保存方法
水煮たけのこは、使いきれない場合があります。
その際は、たけのこを水に浸した容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。
このとき、水は毎日新しいものに交換することが重要です。
これにより、たけのこの鮮度を保つことができます。
まとめ
記事の要約!
– 水煮たけのこの白い粒々はチロシンの結晶であり、食べても安全です。
– 下処理でたけのこの臭みを取るには、日本酒を加えて茹でる方法が効果的です。
– 余ったたけのこは水に浸して冷蔵庫で保存し、水は毎日変えましょう。
気になる方は、ぜひ試してくださいね。