夏野菜の代表格、オクラ。
独特の粘り気とシャキシャキとした食感が特徴で、サラダやおひたし、煮物などさまざまな料理に使えます。
しかし、オクラを調理する際、間違った下処理をしてしまうと、せっかくの美味しさが台無しになってしまいます。
今回は、オクラをまずくしてしまう3つのNGな下処理方法を紹介します。
これを避けて、美味しいオクラ料理を楽しみましょう。
ガクを切り落として茹でる
オクラのガクを切り落としてから茹でるのは、実はNGな下処理です。
ガクを切り落とすと、茹でたときにオクラの中に水が入り込みやすくなり、風味や食感が損なわれます。
オクラは、ガクの周りの硬い部分を包丁で剥いて、切り口を少し切り落として湯がきます。
この方法が手間なら、湯がいた後にガクを切り落としても大丈夫です。
これらの方法だと、水が入りにくくなり、オクラ本来の食感や味を保つことができます。
また、茹でる時間は短めにするのがコツです。
長く茹でると、柔らかくなりすぎてしまうので、軽く茹でる程度にとどめましょう。
板づりしない
オクラの表面には産毛があります。
この産毛を処理せずに調理すると、口当たりが悪くなり、美味しさが半減してしまいます。
産毛を簡単に処理する方法として、オクラを塩でもみ洗いする方法があります。
塩を少量ふりかけ、手のひらで軽くこすり合わせると、産毛が取れ、表面が滑らかになります。
こうすることで、口当たりが良くなり、オクラの食感を楽しむことができます。
このひと手間を惜しまずに行うことで、料理の仕上がりが格段に良くなります。
長い時間ゆでる
オクラを美味しく食べるためには、茹で時間が大切です。
オクラは茹ですぎると柔らかくなりすぎてしまい、独特の食感が失われてしまいます。
そこで、適切な茹で時間を守ることが重要です。
おすすめの茹で時間は、沸騰したお湯にオクラを入れて、1分ほど茹でることです。
茹でた後はすぐにザルにあげて水気を切ります。
この方法で、オクラのシャキシャキとした食感を楽しむことができます。
まとめ
・ヘタの周りに切り込みを入れて茹でることで、水が入りにくくなり、風味と食感を保てる。
・産毛は塩でもみ洗いして処理し、口当たりを良くする。
・長時間ゆでるとやわらかな食感になり美味しくない。
これらのポイントを守ることで、オクラの美味しさを最大限に引き出すことができます。
正しい下処理をして、美味しいオクラ料理を楽しみましょう。