梨の美味しいシーズンがやってきましたね。梨は甘くて美味しく、シャキッとした食感が魅力の果物の一つ!
そんな梨を包丁で皮を厚く剥いていることありませんか?実は、その方法は梨の甘い部分を捨てることになるかも知れません。
特に包丁に不慣れな方は、どうしても厚く剥きがち。
そこでこの記事では、スーパーの青果担当、中央卸市場勤務の経歴を持つ私が「なぜ梨の皮を厚く剥くのがNGなのか?」と「料理初心者でも梨の皮を薄く剥く方法」をご紹介します。
なぜ梨の皮を包丁で剥いてはいけないのか?
梨の皮を包丁で剥くと、ついつい皮を厚く剥いてしまうことありませんか?
包丁使いに慣れている方で、梨の皮を薄く剥くことができれば、包丁で剥いていただいてもOKです。
しかし、皮を厚く剥いてしまう!そんな方は、包丁を使わない方が梨を美味しく食べられますよ。
その理由は、梨の皮付近が最も糖度が高く甘いからです。実際に梨の皮の付近と芯の付近の糖度を測定してみました。
・皮の近く:13.9度
・芯の近く:10.4度
その差は3.5度と糖度もありました。
このことからも包丁で厚く皮を剥いてしまう方は、甘い部分を捨てていることになりますよね。
では、どのように梨の皮を剥いたら良いのでしょうか?
剥き方はとっても簡単です。
梨の皮をピーラーで剥いて!
包丁に不慣れな方は、梨の皮はピーラーで剥くのがおすすめです。
ピーラーで剥くと、包丁が不慣れな方でも薄く剥くことができます。
剥き方はとっても簡単で、梨のヘタの部分からピーラーでくるくると剥くだけでOKです。じゃがいもの皮を剥くのと変わらないぐらい簡単に剥けます。
しかも前述の通り薄く皮も剥けて、甘い部分も逃さずに食べることができますよ。また包丁の使い方が苦手な方でも安全に皮が剥けるのもメリットです。
まとめ
・梨は皮を厚く剥かない。特に包丁で剥くと厚くなりがち。
・皮の近くが糖度が高くて美味しい。
・ピーラーで皮を剥くと、包丁に不慣れな方でも薄く皮が剥ける。
とっても簡単に梨の皮は剥けますので、気になる方は、ぜひ試してくださいね。