夏の訪れとともに、スーパーの店内は桃の甘い香りで満たされます。農家さんの直売所も始まり、わが家でも毎年お気に入りの農家さんから桃を購入しています。
しかし、おいしい桃を見極めるのは至難の業。
残念ながら、スーパー、中央卸売市場に勤めていた私も、甘くて美味しい桃を高確率で選ぶことはできません。本当に難しいんです。
しかし、「鮮度の悪い桃」や「甘い確率の低い桃」などハズレの桃の見分け方はわかります。
桃を買う際、ハズレの桃を買わないためのポイントをご紹介します。
ハズレの桃その1:押されている(傷んでいる)
スーパーで販売されている桃は基本的に傷が少ないですが、お客さんが触ることで押されてしまうこともあります。
押された部分は味が落ち、変色してしまうため、美味しく食べるためには避けた方が良いです。
桃は非常にデリケートで、触るとすぐに指の跡がついてしまいます。
購入時は触らずに目視で確認しましょう。
正解は、右側の桃を購入します。(傷んでいないため)
左側の桃は押されて傷んでいるため、購入は控えた方がいいですよ。
ハズレの桃その2:パックの内側に水滴がついているもの
桃は冷蔵庫で保存すると甘さが感じにくくなるため、食べる1〜2時間前に冷やすのが理想です。
スーパーでは売れ残った桃を冷蔵庫で保存することがあり、その場合、パックの内側に水滴がつくことがあります。
水滴がついている桃は冷蔵保存されていた可能性が高いため、おすすめできません。
ハズレの桃その3:香りがしない
美味しい桃は食べごろになると甘い香りがします。
すぐに食べたい場合は、甘い香りがするものを選びましょう。
香りが強い桃は一般的に甘くて美味しいことが多いです。
【関連記事】桃の切り方、皮の剥き方、剥いた後に水で洗う必要があるのか?など解説しています。
対策:ハズレの桃を買ってしまったら
もし目利きに失敗して美味しくない桃を買ってしまった場合は、コンポートにするのがおすすめです。
砂糖を使って煮込むことで、甘さが増し、美味しく食べることができます。
まとめ
-押されていない桃を選ぶ
-パックの内側に水滴がついていない桃を選ぶ
-甘い香りがする桃を選ぶ
このポイントを押さえれば、ハズレの桃を避けることができます。
ぜひ参考にして、甘くて美味しい桃を楽しんでください。