とうもろこしの美味しい時期になってきましたね。
最近のとうもろこしはとっても甘くて美味しいのが多いですよね。茹でて食べるだけで、スイーツになるほど‥と、私は思っています。
手軽に楽しめる「とうもろこし」は、水から茹でるのか?お湯から茹でるのか?疑問に思ったことありませんか?
そこで今回は、元スーパーの青果担当だった私がその疑問にお答えします。
水から茹でる?お湯から茹でる?
雑誌やネットメディアなどでは、「水から茹でるのが美味しい」、「お湯から茹でるのをお勧め」などと、意見が分かれることもしばしば。
そこで今回は、実際に水から茹でたときと、お湯から茹でたときの違いを比較検証してみました。
・お湯から茹でる:沸騰して5分間(強火)・・・沸騰してとうもろこしを鍋に投入
・水から茹でる:沸騰して3分間(強火)・・・鍋を火にかけるときにとうもろこしを投入
この条件で比較検討しました。
【結論】どちらも美味しい!大差なし
水から茹でたのと、お湯から茹でたのに大差はありませんでした。
どちらもシャキッとした食感と、甘さを感じられました。
強いて言えば、水から茹でた方がやわらかい食感でした。もう少し茹で時間を短くすると、ほぼ変わらない食感になると思います。
おすすめの茹で方
今までお湯や、水から茹でることについて話してきました。しかし、それらよりも私が一番おすすめするとうもろこしの茹で方は、お玉1杯の水で茹でる方法です。
お手軽で、簡単なのでぜひ試してくださいね。
1)とうもろこしの皮を剥き、ヒゲ根を取り水で洗います。
2)フライパンにお玉1杯の水を加えて、とうもろこしを2本入れます。(1本でももちろんOK)
3)フライパンにふたをして、中火で加熱します。
4)沸騰したら3分茹でて、ひっくり返してさらに3分茹でます。
たったこれだけでとうもろこしが茹で上がります。
調理する時間も短縮できて、さらに光熱費の削減にもつながります。
動画でもチェックできますよ。
茹でた後のひと手間
茹でたとうもろこしは、そのまま食べきれますか?
せっかくとうもろこしを茹でるときは、多めに茹でてしまいませんか?
とうもろこしを後で食べるときは、ちょっとしたひと手間で美味しさをキープできます。
手順は簡単です。茹で上がったとうもろこしをラップに包んで、冷めたら冷蔵庫で保存するだけです。
これだけで、いつでも美味しいとうもろこしを堪能できますよ。
ただし、1-2日で食べ切ってくださいね。
鮮度の良いとうもろこしの選び方
とうもろこしは、鮮度劣化が早くおいしさが減退してしまいます。
そこで、鮮度の良いとうもろこしの選び方をしっかりと押さえておきましょう!
・皮が付いているもの
・ひげ根が多く、ひげ根が茶色
・先端まで粒が詰まっている
スーパーや青果店で買い物するときは、鮮度チェックをせずにそのままカゴに入れないでくださいね。
とうもろこしの鮮度チェックの方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
まとめ
・水から、お湯から茹でても美味しさは変わらない
・お玉1杯の水で茹でることができる
・茹でたあとは、ラップで包み、冷蔵で保存
・鮮度チェックしてとうもろこしを買う
気になる方は、ぜひ試してくださいね。