野菜は新鮮さが命ですが、どの野菜も冷蔵庫に入れればいいわけではありません。
実は、冷蔵保存すると逆に鮮度を落としてしまう野菜もあります。
今回は、元スーパーの店員の私が冷蔵保存NGな野菜を3つ紹介します。
知っておくと、より美味しく野菜を楽しめますよ。
さつまいも
さつまいもは常温で保存するのが基本です。冷蔵庫に入れると、低温障害を起こして、中身が黒く変色することがあります。
さつまいもは乾燥に弱いため、風通しが良く、涼しい場所で保存するのをおすすめします。
例えば、新聞紙やキッチンペーパーに包んで台所の涼しい場所に置く方法がおすすめです。
さつまいもは保存場所と方法に気をつけるだけで、長持ちさせることができます。
なす
なすも冷蔵庫での保存には向いていません。
なすは低温に弱く、冷蔵庫に入れると固くなっておいしさが半減してしまうことも。また、低温障害により種が黒く変色することもあります。
最適な保存方法は、常温で、直射日光やクーラーの冷風が直接当たるのを避けることです。
保存する際は、なすはポリ袋に入れておくのをおすすめします。
ただし、1-2日で食べ切れる量を購入してくださいね。
青いトマト
青いトマトは完熟するまで常温で保存するのが理想です。
冷蔵庫に入れると追熟が止まり、美味しく食べられないことがあります。
青いトマトは日陰で風通しの良い場所に置き、赤くなるまで待ちます。
完熟したら冷蔵庫で保存しても構いませんが、食べ頃を逃さないように注意が必要です。
トマトを美味しく食べるためには、追熟を待つことが重要です。
まとめ
・さつまいもは常温保存が基本。風通しの良い涼しい場所に置く。
・なすは低温に弱いので、常温で直射日光を避けて保存。
・青いトマトは常温で完熟させてから冷蔵保存。
これらの野菜は、保存方法を工夫するだけで、より美味しく楽しむことができます。
正しい保存方法を知って、いつも新鮮な野菜を楽しみましょう。