桃の美味しい時期になってきましたね。
「買って食べたら美味しくなかった!」
「どこを見て買えばいいのかわからない」
と、以前スーパーに勤めていたときにお客さんから、そんな声をよくいただきました。
実際、甘くておいしい桃の定義をどこに定めるのか?によって、美味しさは変わってくると思います。
例えば、固い桃、柔らかい桃、果汁が少ない桃、多い桃など好みは人それぞれ違います。
そこで、今回は「糖度が高い=甘くておいしい桃」と定義づけて、おいしい桃の選び方についてご紹介します。
最後まで読んでもらえると、甘くておいしい桃(糖度が高い桃)を確実に選べるようになりますよ。
おいしい桃の糖度の基準は?
桃の糖度の平均は11度ほど。
糖度が12度を超えると、甘くておいしいと一般的に言われています。
そうなると、糖度が12度以上の桃の選び方ってあるのでしょうか?
その点について、詳しく解説しますね。
甘くておいしい桃(糖度12度以上)は確実に選べるの?
糖度を測定するときは、果汁を絞って糖度計で測定する方法を思い浮かべる方も多いと思います。
その方法だと、桃の果汁が必要になるために、食べる前においしい桃を知ることができません。
しかし、今は桃の果汁の糖度を調べずとも、光センサーを使って桃を傷つけることなく非破壊で測定する機械が開発されています。
特に、大規模な桃の産地ではその機械が導入されていることがあり、糖度の高い桃、低い桃を選別することができます。
その結果、糖度の高い(12度以上)の桃を確実に選ぶことができます。
どこで見分けるの?
糖度の高い桃は、産地によってブランド名がついていることが多いです。
例えば、桃の生産量日本一の山梨県、笛吹市では、糖度が高い桃(12度以上)に大糖領(だいとうりょう)というブランド名をつけています。
このように、ブランド名で糖度が高い桃かどうかを確認することができます。
ブランド名がなかったり、見分けがつかない場合は?
全国各地にそのようなブランド桃が存在します。
そのすべてのブランド桃を把握するのは難しいですよね。
そこで一番いい方法は、スーパーや青果店の店員さんに、「光センサーを通った12度以上の桃か?」確認することです。
そうすることで、甘くておいしい桃(糖度12度以上)を買うことができますよ。
【補足】そのようなブランド桃を扱っていないお店もあります。
まとめ
・糖度の高い桃を確実に選ぶ方法はある!
・桃のブランド名に注目!例えば、大糖領など
・わからない場合は、店員さんに確認する
気になる方は、ぜひお店でチェックしてくださいね。