スーパーで手頃なステーキ肉を見つけて、「今日はちょっと贅沢に」と買ってみたものの、焼いたら硬くてがっかり…そんな経験はありませんか?
「やっぱり安い肉はこんなものか」と思ってしまいがちですが、実はそうとも限りません。

焼く前にひと手間かけるだけで、お手頃なステーキ肉でもやわらかくジューシーに仕上がる方法があります。
今回は、筋切り・フォーク・塩麹を使った下処理と、焼き方のコツをご紹介します。
安いステーキ肉、そのまま焼いていませんか?

ステーキ肉が硬くなる原因のひとつは、肉の筋です。
特にお手頃な価格帯の肉は筋がしっかりしていて、そのまま焼くと噛み切りにくくなりがちです。
もうひとつの原因は、焼く前の温度です。
冷蔵庫から出してすぐに焼き始めると、肉の内側と外側で温度差が生まれて火の通りにムラが出ます。
外側は焼けているのに中はまだ冷たい、という状態では肉全体が縮んで硬くなりやすいのです。
こうした問題は、焼く前のちょっとした下処理で防ぐことができます。
やわらかく仕上げる3つの下処理
1. 筋切り


肉の筋と身の間に、包丁で切り込みを入れます。
筋をそのままにすると焼いた後に縮んで硬くなるので、このひと手間が大切です。
2. フォークで刺す


肉の表面全体にフォークで細かい穴を開けます。
これにより火が均一に入りやすくなり、やわらかく仕上がります。
3. 塩麹を塗り込む


塩麹を肉全体にまんべんなく塗り、冷蔵庫で1時間ほど置きます。
塩麹の力で、噛んだときの食感がぐっとやわらかくなります。
焼く前に塩麹はキッチンペーパーで拭き取ること。 つけたまま焼くと焦げの原因になります。
焼き方のコツ・注意点
焼く30分前に常温に戻す

冷蔵庫から出したばかりの肉は中心が冷えているため、焼きムラができやすくなります。
焼く30分前には室温に出しておくのがポイントです。
強火で片面1分ずつ焼く

フライパンをしっかり熱してから肉を入れ、片面を1分ずつ焼きます。
このとき肉を押しつけないのが大切です。押しつけると肉汁が流れ出てしまい、パサつきの原因になります。
まとめ

・筋切りとフォークで繊維をほぐし、塩麹の力を借りるのが下処理のポイント
・焼く30分前に常温に戻し、強火で片面1分ずつ焼く
・肉を押しつけずに焼くことで、肉汁を閉じ込めてジューシーに仕上がる
少しの手間をかけるだけで、お手頃なステーキ肉がぐっとおいしくなります。
次にステーキを焼くときは、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
