寒い時期や朝の洗顔、食器洗いのときなど、お湯が出るまで蛇口から流れ続ける水。
「どうせすぐ温かくなるから…」と何気なく流してしまっていませんか?

しかし、実はこの“お湯待ちの水”も立派な資源。ほんの少し意識を変えるだけで、水道代の節約や暮らしの中の工夫につながるんです。
どれぐらいの水を捨ててるの?
家庭の給湯器の種類や水圧にもよりますが、お湯が出るまでに1〜3リットル程度の水が流れるといわれています。
これが1日数回、1ヶ月、1年となると、バケツ何十杯分にもなる量です。
「たれ流していた…」と気づいた方もいるのでは? 少しの工夫でその水、ちゃんと活かせます!
①食器洗いの浸け水として活用

食後すぐの食器は、汚れがこびりつく前に水に浸けておくのが正解。
お湯になるまでの水をボウルやシンクにためておけば、洗剤を使わなくても汚れが落ちやすくなります。
洗う手間も減り、結果的に水の使用量も削減できるという、うれしい連鎖も。
②加湿器の水として活用

乾燥が気になる季節に大活躍の加湿器。
タンクに入れる水は、わざわざ新しく汲むよりも、お湯を待つ間にためた水を使うのがスマートです。
毎日使うからこそ、小さな節水の積み重ねが大きな差になります。
③観葉植物の水やりに活用

キッチンや洗面所の近くに観葉植物を置いている方におすすめ。
お湯になるまでの水をバケツやペットボトルにストックしておけば、水やりのたびに「もったいない」と感じずにすみます。
植物もあなたのエコな心に喜んでくれるかも?
まとめ:お湯になるまでの水、こう使おう!
記事の要約!
- 食器の浸け置きに利用して洗い物をラクに
- 加湿器の給水に使って節水&時短
- 観葉植物の水やり用にストック
ほんの短い時間の流し水も、ためれば立派な“生活の水”。
ちょっとした意識の変化で、家計にも環境にもやさしい暮らしが始まります。
「流すだけなんてもったいない」──今日から、その水を活かす側にまわってみませんか?