「パイナップル、どう切るのが正解?」元スーパー店員が教える”正しい切り方”に「私にもできた」

甘くてジューシーなパイナップル。スーパーで見かけても、「どう切ったらいいかわからない」と敬遠しがちですよね。でも実は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、自宅でもスムーズにカットできます。

今回は、元スーパーの青果担当だった筆者が、自宅でできる「正しいパイナップルの切り方」をご紹介します。

丸ごとパイナップルの切り方

1)葉っぱはひねって外す

まず、上の葉っぱ部分をつかみ、強めにひねると比較的簡単に外せます。手が痛いときは、根元を包丁でカットしても問題ありません。

2)底を切って安定させる

パイナップルの下部(おしり)を水平にカットして、まな板に安定させます。平らにすると倒れにくくなり、作業が安全に行えます。

3)縦に4等分にカットして、上部も切り落とします

葉のあった上部も切り落とし、パイナップル全体を縦に4等分します。芯の位置が確認しやすくなり、カットがしやすくなります。

4)芯を取り除く(または残す)

カットしたピースの中央にある芯は削ぎ落とします。ただし、台湾パインのように芯が柔らかい品種であれば、そのまま食べても問題ありません。

5)皮を剥く

果肉と皮の間に包丁を入れて、果肉を残すように薄く皮を剥きます。このとき果物が滑りやすいため、包丁の扱いには十分注意してください。

6)お好みのサイズにカット

皮を剥いた果肉は、用途に応じてカット

皮の上に乗せて盛り付けると、カフェ風の華やかな見た目になります。

コツ・注意点

  • 熟れすぎに注意:果汁が染み出していたり、異臭がするものは避けましょう。香りが良く、皮にハリのあるものが新鮮です。
  • 手元の安全を意識:カット時は滑りやすく、ケガの原因になることも。安定した台の上でゆっくり丁寧に作業を行ってください。

まとめ

記事の要約!
  • 葉は手で簡単にひねって外せる
  • 芯は硬ければ取り除き、柔らかければそのまま食べられる
  • 皮は果肉を残すように薄く剥くのがコツ

切り方を知っていれば、丸ごとのパイナップルも怖くありません。ぜひこの方法で、ご家庭でもフレッシュな味わいを楽しんでください。

※調理の際は、包丁の取り扱いや手元に十分ご注意のうえ、安全に作業してください。

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