使いかけの「えのき」、その保存法で大丈夫?実はNGな冷蔵庫保存 → 「だから早く傷むんだ!」「気をつけます」

冷蔵庫で保存していたはずの使いかけの「えのき」が、気づいたときには茶色く変色していたり、乾燥していたり…そんな経験はありませんか?

せっかく買ったのに、数日でダメになってしまうとがっかりしますよね。実はその「すぐ傷む」原因、保存方法にあるかもしれません。

おすすめの保存方法を知っておくだけで、ムダなく最後まで使い切れるようになります。

今回は、使いかけのえのきを鮮度よく保つための「おすすめの保存法」をご紹介します。

使いかけのえのきは、パッケージのまま冷蔵庫保存はNG!

スーパーで購入したえのきは、プラスチックの袋にぎゅっと詰められた状態で販売されています。

未開封の状態であれば、そのまま冷蔵庫で保存しても問題ありません。

しかし、一度袋を開けた後に再びそのパッケージで保存するのはおすすめできません。

理由は以下の通りです。

  • 開封後の袋は密閉性がなくなるため、冷蔵庫内の乾いた空気が直接えのきに当たり、乾燥しやすくなります。

こうした環境では、えのきがすぐに傷んでしまうリスクが高まります。

数日以内に食べるなら「キッチンペーパー+ポリ袋」がおすすめ

えのきを2〜3日以内に食べ切る予定であれば、以下の保存方法がおすすめです。

1)使いかけのえのきをキッチンペーパーでふんわりと包みます。

2)そのままポリ袋に入れ、軽く口を閉じる

3)冷蔵庫で立てて保存します。

この方法なら、

  • キッチンペーパーが適度な湿度を保ち、
  • ポリ袋が乾燥から守ってくれるため、
  • パッケージ保存よりも日持ちがよくなります

ただし、えのき自体が傷みやすい食材であることに変わりはありません。できるだけ早めに使い切ることが大切です。

すぐに食べないなら、迷わず冷凍保存を!

数日以内に使う予定がない場合は、冷凍保存が最もおすすめな方法です。

1)使いかけのえのきを食べやすい長さにカットします。

2)冷凍用保存袋またはタッパーに入れます。

3)冷凍庫で保存します。

えのきは冷凍しても味が落ちにくく、解凍せずそのままスープや炒め物に使えるのが魅力です。冷蔵よりも長期間保存が可能で、1ヶ月を目安に使い切ると安心です。

ただし、冷凍するとえのきの食感がやや損なわれます。えのきの食感を楽しみたい料理(唐揚げなど)には不向きです。

まとめ

記事の要約!
  • パッケージのまま保存はNG! → 乾燥して傷みやすくなる
  • 冷蔵保存は「キッチンペーパー+ポリ袋」がおすすめ → 数日内に食べきる
  • 長期保存には冷凍がおすすめ → 食感は落ちるが、味はしっかりキープ!

「いつの間にか傷んでた…」を防ぐためにも、ちょっとしたひと手間で、えのきを最後まで美味しく使い切ってみてくださいね。

※本記事は一般的な家庭での食品保存の参考例であり、すべての保存状況に当てはまるとは限りません。ご使用の環境・食材の状態に応じて判断してください。食品の変色や異臭など異常を感じた場合は、使用を中止してください。

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