「節約=安いものを選ぶこと」と考えがちですが、実はそうとは限りません。
今回は“収入の3割を貯金している私”が実践している買い物ルールをご紹介します。

私が大切にしているのは「安さ」よりも「使い切れるか」「ムダにならないか」という視点。無理な我慢をするのではなく、賢くお金を使うための“買わない選択”が鍵になっています。
今回は、私が「安くても買わないもの」を3つご紹介します。
1:大容量のまとめ買い食材

一見お得に思える大容量パックの肉や野菜、使いきれずに傷んでしまった経験はありませんか?
節約上手な人は、「安いからたくさん買っておく」のではなく、「使い切れる量かどうか」で判断しています。
特に少人数の家庭や一人暮らしでは、結局使いきれずに廃棄してしまうことがよくあるため、必要な分だけをこまめに買う方が、結果的に節約につながることもあるという考え方です。
2:お菓子やジュースなど“ついで買い”商品

「ついでに1本だけ」「これくらいならいいか」とカゴに入れてしまうお菓子やジュース。これが積み重なると、気づかないうちに毎月数千円程度の出費になることもあります。
収入の3割を貯金している人は、「買い物リストにないものは基本的に買わない」というルールを意識的に守っています。
甘い誘惑に負けないために、買い物に行く前に「今日買うもの」をメモしておくのも効果的です。
3:割引シールが貼られた“予定外の食材”

「半額なら買っておかないと損」と思って手が伸びる見切り品。ですが、買ったはいいものの、使い道がわからず結局ムダにしてしまうケースも少なくありません。
節約上手な人は、「今晩のメニューにすぐ使えるか」「保存して使う予定があるか」といった視点で判断しています。
安さに飛びつかず、“使い道のない割引品”は買わないようにするという姿勢が、ムダな出費を防いでくれます。
節約は「買わない勇気」から
- 安くても“使い切れなければ”買わない
- 予定にないものは“たとえ安くても”カゴに入れない
- 割引品は「使い道があるときだけ」買う
節約とは、単に安いものを追いかけることではありません。大切なのは、「自分の生活に本当に必要なものかどうか」を見極める力です。
「これは真似したい」と感じた方は、まずは“買わないルール”を一つ、今日の買い物から取り入れてみてはいかがでしょうか。
※本記事は筆者の実体験に基づいた内容であり、すべての方に当てはまるとは限りません。ご自身の生活スタイルに合わせてご判断ください。