新玉ねぎは、春の訪れを告げる季節限定の食材で、通常の玉ねぎと比べて水分が多く、辛みが少ないのが特徴です。そのままスライスしてサラダにしても、軽く火を通してもその自然な甘みを存分に味わうことができ、和洋中問わず様々な料理のアクセントになる万能野菜です。
今回ご紹介する「オニオンフライ」は、新玉ねぎの魅力を最大限に引き出した一品です。
外側はカリッと香ばしく、中はふんわりと甘みが凝縮され、一口噛むとジューシーな食感が広がります。シンプルな材料と手順で本格的な味わいが楽しめる、家庭でも簡単に再現できるレシピです。
手軽に作れて見た目も華やか、食べ応えも十分なので、新玉ねぎの出回る季節になったらぜひこのレシピをお試しください。
材料
- 新玉ねぎ 1個
- 薄力粉 100g
- マヨネーズ 大さじ2
- 片栗粉 大さじ1
- コンソメ顆粒 5g
- 水 100g
作り方
1）新玉ねぎの下準備
新玉ねぎをきれいに洗い、皮をむきます。
1センチ程度の厚さの輪切りにし、中心部分が崩れないよう扱います。
2）粉をまぶす
輪切りにした玉ねぎを優しくリング状に分けます。
分けた玉ねぎに薄力粉を全体にまんべんなくまぶし、余分な粉を軽く落とします。これを別の器に出しておきます。
3）バッター液作り
袋に残った薄力粉、片栗粉、コンソメ顆粒を入れ、水を少しずつ加えながらダマにならないようにしっかりと混ぜます。
最後にマヨネーズを加えてさらによく混ぜ合わせ、とろみのあるなめらかなバッター液を作ります。
バッター液の硬さは、玉ねぎにしっかりとコーティングされる程度の固さが理想的です。
4）揚げ工程
鍋やフライパンに揚げ油を深さ3cm程度入れ、180度に熱します（箸を油に入れて小さな泡がシュワシュワと出てくれば適温です）。
玉ねぎリングを一つずつバッター液にくぐらせ、余分な液を切ってから熱した油にそっと入れます。
一度に入れすぎると温度が下がるので、少量ずつ調理します。
表面がきつね色になってカリッとするまで2〜3分揚げたら、油を切って出来上がりです。
どんな味なの？
出来立てのオニオンフライは、外側はサクサクと香ばしく、中はふんわりと甘みが広がります。新玉ねぎ本来の優しい甘さが熱により一層引き立ち、バッター液のコンソメの旨味と絶妙に融合しています。
お好みで、温かいうちに塩や黒こしょうを軽く振りかけるとアクセントになり、さらに風味が増します。また、レモンを添えて食べると、さっぱりとした酸味が加わり、オニオンフライの甘みとのバランスが良く、より爽やかな味わいになります。
小皿に盛り付け、ケチャップやマヨネーズなどの好みのディップソースを添えると、おつまみやおやつとして楽しむことができます。温かいうちにお召し上がりください。
まとめ
- オニオンフライは外はカリッと中はふんわり甘い、新玉ねぎの魅力を存分に引き出した一品です。
- シンプルな材料で手軽に作れる家庭料理ながら、見た目も華やかで食べ応え十分です。
- 塩や黒こしょう、レモンを添えるとさらに風味が増します。
- ケチャップやマヨネーズなどのディップソースと一緒に、おつまみやおやつとしてお楽しみください。
新玉ねぎの季節は短いですが、この簡単でおいしいオニオンフライのレシピで、春の味覚を存分に味わってみてはいかがでしょうか。ぜひお試しください！
