みなさん、さつまいもって大好きですよね！
特に寒い季節になると、ホクホクの焼き芋が恋しくなります。
甘くて栄養たっぷりのさつまいもは、おやつにもおかずにもぴったりの万能食材です。
でも、お店でさつまいもを選んでいるとき、「あれ？皮に黒いシミがついているけど、これって食べても平気かな？」って思ったことありませんか？
実は、私がスーパーの青果担当をしていた頃、お客さまからとてもよく受けた質問なんです。
今日は、その謎を解き明かしていきましょう！
黒いシミの正体を探れ！
実は、この黒いシミには科学的な理由があるんです。
さつまいもが傷つくと、中から「ヤラピン」という成分が出てきます。
このヤラピンが、さつまいもの皮にある「クロロゲン酸」という成分と出会うと…なんと黒く変色するんです！
食べても安全？その答えは…
結論から言うと：全然大丈夫です！
黒いシミがついていても、さつまいも自体の味や安全性には影響ありません。ただし、見た目が気になる場合は：
- 焼き芋にするなら→そのまま焼いてOK！
- 料理で使うなら→黒い部分を軽く取り除いてね
ヤラピンは便秘解消に !?
実は、このヤラピンという成分には便秘解消の効果があると言われています。
さつまいもって体にもいいんですね！
黒い汚れのあるさつまいもは美味しいの？
「黒いシミがあるさつまいもの方が甘くて美味しい」というのは間違いと言われています。
黒いシミは、傷がついた部分が変色したものなので、さつまいもの甘さや美味しさとは直接関係がないと考えられます。
さつまいもの美味しさは、品種や保存状態、追熟の程度によって決まります。
黒いシミの有無で味を判断するのは適切ではないと私は思っています。
まとめ
記事の要約！
- 黒いシミは、さつまいもの表面の傷によって起こる自然な反応です。
- 食べても安全性には全く問題ありません。
- 気になる場合は皮を剥いて食べるか、黒い部分を軽く取り除いてください。
さつまいもは栄養価も高く、寒い季節には欠かせない食材です。
黒いシミを気にせず、ぜひ美味しく召し上がってください！
