【支出が増える】節約家の元スーパー店員が心からやめてよかったと思う「残念な買い物習慣」3つ

節約を意識するあまり、逆に損をしてしまう――そんな経験はありませんか?

私は元スーパーの店員として、そして節約を意識する生活者として、多くの買い物行動を見てきました。その中で「これはかえって無駄だった」と感じた習慣を自ら経験し、やめたことで出費が減り、買い物の満足度が上がりました。

今回は、私が心から「やめてよかった」と思った“残念な買い物習慣”を3つご紹介します。

1. 見切りの果物を積極的に買う

値引きされた果物はお得に見えても、実はリスクもあります。特に果物は傷みやすく、購入後すぐに食べないと劣化が進み、結局は捨てることになるケースも少なくありません。

私自身も「安く買えてラッキー」と思った見切り品が、思ったより状態が悪く、食べられる部分が限られていて、結果として無駄になってしまったことが何度かあります。

今では少し高くても鮮度の良い果物を、必要な分だけ購入するようにしています。その方が、無駄なくおいしく食べ切れると実感しています。

2. 特売の翌日に買い物をする

スーパーの特売日は、鮮度と価格の“ピーク”であることが多く、翌日になると売れ残りが並びやすくなります。価格も元に戻っている場合があります。

私が働いていた店舗では、特売翌日に同じ商品を2〜3割ほど高い通常価格に戻すこともありました。混雑を避けて翌日に行くのは一見効率的に思えますが、鮮度や価格面で損をしていた可能性があります。

特売を活用するなら当日がベスト。どうしても当日に行けない場合は、特売品にこだわらず、その日に状態の良い商品を選ぶ目を持つことが大切です。

3. ポイントに釣られて買い物をする

「あと○○円でポイント2倍!」という表示に惹かれて、つい予定になかった商品まで買ってしまう。私も以前はそんなことがよくありました。

しかし、1ポイント=1円程度であることがほとんど。数百円余分に使って得たポイントの価値を冷静に見直すと、「本当に得だったのか?」と疑問が残ります。

現在は「必要なものだけ買う」という姿勢を大事にし、ポイントは“ついてきたらラッキー”くらいに捉えています。その結果、無駄遣いが減り、家の中もすっきりしました。

まとめ

記事の要約!
  • 見切り品の果物は、状態によっては食べきれず無駄になることもある。
  • 特売の翌日は価格も鮮度も下がっている可能性がある。
  • ポイント目当ての買い物は、結果的に支出が増える原因になることも。

節約をしている“つもり”が、知らず知らずのうちに出費を増やしていた――そんなことに気づけたのは、自分の習慣を見直したからでした。買い物は「得をした気分」よりも、「無駄がないかどうか」を基準にするのが、結果として満足度の高い節約につながると感じています。

※本記事は筆者個人の体験と見解に基づいており、すべての方に当てはまる内容ではありません。ご自身の判断でご参考ください。

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