「節約したいけど、食の楽しみは減らしたくない」「いつの間にか食費が増えている…」。そんな悩みを抱えていませんか?
実は、節約上手な人は「これって本当に必要?」と見直しをして、意外な食品を“買うのをやめる”ことで、満足度をアップし食費を削減しています。

今回は、収入の3割を貯金している節約上手の私が、買わなくなった食品3つをご紹介。それぞれ、家にあるもので簡単に代用できる方法もあわせてお届けします。
① ドレッシング
なぜ買わなくなった?
市販のドレッシングは味のバリエーションが豊富で、つい何種類も買ってしまいがち。でも実際には、1本を使い切る前に賞味期限が切れてしまうことも少なくありません。
また、1本200〜300円ほどするため、気づかぬうちに食費に響いています。
代用方法
家にある調味料で簡単にドレッシングが作れます。

- オリーブオイル+酢+塩こしょうでフレンチ風
- マヨネーズ+酢+醤油で和風ドレッシング
- ごま油+ポン酢+すりごま+砂糖でごまドレッシング
レモン汁やにんにくチューブ、すりごまなどを加えると風味もアップ。余計な添加物も入っていないため、ムダなく使えて、体にも家計にもやさしい工夫です。
② 即席みそ汁
なぜ買わなくなった?
即席みそ汁は1食分ずつ使えて便利ですが、1袋あたり80〜100円前後と意外に割高。また、具材が少なく物足りなさを感じることも。
一方で、冷凍みそ汁ですぐにみそ汁が作れるのでそれで代用しています。
代用方法

- タッパーに味噌、顆粒だし、乾燥野菜や乾燥わかめを入れて混ぜ合わせる
- そのまま冷凍庫に入れて、好きなときに取り出してお湯を入れるだけ
- 解凍せずにすむのでいつでも作れて便利
赤味噌、白味噌、合わせ味噌、乾燥野菜など種類を変えて作れるので、自分好みの味を楽しめます。

即席に比べて具材を増やせる分、ボリュームも出せて満足感も得やすいと思いますよ。
③ 「〇〇の素」(麻婆豆腐の素、回鍋肉の素、野菜炒めの素など)
なぜ買わなくなった?
「〇〇の素」系の調味料は、確かに便利で失敗しにくい反面、1袋あたり150〜200円前後とコスパが悪くなりがち。また、原材料を見ると糖分や添加物が多いのも気になるところ。
家庭にある調味料で十分代用できると気づいてから、わざわざ買わなくなりました。
代用方法
たとえば「麻婆豆腐の素」の代用レシピ:

- 味噌 小さじ2
- 醤油 小さじ1
- 豆板醤 小さじ1/2(辛さは調整)
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- 片栗粉 小さじ1(とろみづけ用)
これを水100mlほどで溶かし、炒めたひき肉と豆腐に加えるだけで、家庭でも満足できる味に仕上がります。
同様に「野菜炒めの素」も、醤油・ごま油・にんにく・しょうがで簡単に再現できます。調味料の内容が明確なので、健康を意識した調理にもつながります。
コツ・注意点
- 味付けに不安があるうちは、レシピ検索が安心。慣れれば目分量でも作れるように。
- 代用調味料は、少しずつ加えて味見するのがコツ。一気に入れると味が濃くなりすぎることも。
- 使い切れない調味料は、定期的に冷蔵庫をチェック。無駄買いや賞味期限切れを防げます。
まとめ

- レッシングは手作りでアレンジ自在。冷蔵庫の調味料で十分代用可能。
- 味噌汁は出汁と具材で簡単に作れ、即席よりもボリュームが出しやすく満足感も得やすい。
- 「〇〇の素」は調味料の組み合わせで再現可能。自分で調整できるので健康面にも配慮しやすい。
買わなくても「満たされる」工夫を身につければ、節約は“我慢”ではなく“選択”になります。お金も満足感も得られる暮らし、今日からあなたのキッチンでも始めてみませんか?
※本記事は筆者の個人的な経験と一般的な調理法に基づいており、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。味の感じ方や満足度には個人差があります。