11月も半ばに差し掛かり、年末に向けてそろそろ今年のお金の使い方を振り返る時期です。
お金が貯まる人が実践している、11月に行うべき3つの習慣を紹介します。
これらを行うことで、来年の計画もスムーズに立てられ、無理なく貯金が増えやすくなりますよ。
1. 今年の収入・支出の着地を予想する
11月になると、今年の収入と支出のおおよその見通しがつきやすくなります。まずは、現在の状況から、今年が「プラス」なのか「マイナス」なのかを確認しましょう。
この作業を11月に行うことで、来年の計画を立てる際に、より的確な判断ができるようになります。1月に改めて実績を振り返りますが、11月の段階で大まかに把握しておくことで、「今年はここが改善点だな」と気づくきっかけになります。
2. 今年の反省点を洗い出す
続いて、2024年の反省点を見つめ直します。今年1年、どこで使いすぎがあったのか、または予算がうまく管理できたのかを項目ごとに確認しましょう。
例えば、食費がオーバーしてしまった、旅行費が予定より高くついたなど、具体的にどこに問題があったのかを洗い出します。
無駄が多かった部分は、「もう少し予算を減らせなかったか?」、逆に「もっと使ってもよかったのでは?」と自分の本音に耳を傾けることで、来年はより満足度の高い使い方ができるようになります。
3. 来年の予算を立てる
反省を活かしたら、次は来年の予算立てです。今年の支出の実績や反省点を踏まえ、無理なく計画を立てましょう。
特に、突発的に発生する特別費(冠婚葬祭や家電の買い替え、医療費など)は、毎月少しずつ積み立てて備えておくことが大切です。突発費は一度に大きな出費になることが多いため、計画に組み込むことで、突然の支出に焦ることなく過ごせます。
予算を立てておくことで、12月の忙しい時期も安心して迎えられるでしょう。
まとめ
- 11月には、今年の収入・支出の着地を把握する
- 今年の反省点を洗い出し、項目ごとに満足度を確認する
- 来年の予算を立て、特別費は積み立てて備える
この3つの習慣を意識することで、来年も無理なくお金が貯まる仕組みが整います。ぜひ、11月のこの時期に一度見直してみてください。