毎朝なんとなくバターを塗って食べている食パン。そのルーティンに、ひと工夫加えてみませんか?
今回ご紹介するのは、千切りにした根菜となます風の味付けをトーストにのせて焼くだけの簡単アレンジ。

ピザ用チーズと組み合わせることで、食物繊維とカルシウムの両方を一度に手軽に摂取できる、栄養バランスにも優れた一品です。
栄養的には?どうなの?
このトーストには、大根と人参のなます風マリネ、そしてチーズがポイント。以下のような栄養効果が期待できます。
大根・人参

食物繊維を含み、腸内環境の改善や整腸の一助となることが期待されます。また、βカロテンやビタミンCも含まれており、肌や粘膜の健康維持に役立つとされています。
ピザ用チーズ

カルシウムが手軽に摂れ、成長期や高齢期における骨や歯の健康維持に役立つ栄養素です。また、チーズに含まれる脂質は、根菜に含まれる脂溶性ビタミン(A・Eなど)の吸収を助けると考えられています。
酢(米酢)
さっぱりとした酸味が特徴で、風味づけや食欲を刺激する働きが期待されます。
材料(1枚分)
- 食パン 1枚
- 大根 3cm(約80g)
- 人参 1cm(約20g)
- 塩 小さじ1/2
- 米酢 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- ピザ用チーズ 大さじ2
作り方
1)大根と人参の皮をむき、細い千切りにします。
2)ボウルに入れ、塩をふってよく揉み、5分ほど置いてから水気を絞ります。

3)ビニール袋に2の野菜、米酢、砂糖を入れて軽く揉み、10分ほど味をなじませます。

4)食パンにチーズの半量を広げ、なじませたなますをのせ、その上に残りのチーズを重ねます。

5)トースターでチーズがこんがり焼けるまで加熱したら完成です。

なますのさっぱりとした酸味と、チーズのコクが絶妙にマッチ。

パンの香ばしさと合わさり、意外なほどに調和のとれた味わいです。

シャキシャキとした食感もアクセントになり、食べごたえのある一品に仕上がります。
コツ・注意点
- 野菜の水気はしっかりと切らないと、パンが水っぽくなるので注意してください。
- 甘みはお好みで砂糖の量を調整可能です。
- チーズは多めにのせると、パンと具材の一体感が出やすくなります。
まとめ

- 食物繊維とカルシウムを同時に摂れるトースト
- シャキシャキ感が楽しく、満足感のある食べごたえ
- バター以外の新しい食パンの食べ方を提案
忙しい朝でも手軽に作れて、栄養バランスを意識したい方にもおすすめの一品。いつもの食パンが、栄養たっぷりの主役に変わりますよ。
※本記事は一般的な栄養情報に基づいて作成されています。特定の効能を保証するものではありません。