きゅうりといえば、生で食べるのが定番ですよね。
しかし、実は炒めてもおいしく、さらに栄養面でも嬉しいポイントがあるのをご存知でしょうか?
今回ご紹介するのは、「たまご」と炒めて食べる簡単レシピ。

たまごの良質なタンパク質と、きゅうりに含まれるビタミンCなどを一緒にとれる、手軽でおいしい一品です。
たまごの栄養成分

たまごは多くの栄養素をバランスよく含む食品で、体に必要な栄養を効率よく補える食材のひとつです。特に注目したいのが、以下の成分です。
- タンパク質:卵1個(約60g)には約6.2g含まれており、筋肉や皮膚、免疫細胞の材料になる重要な栄養素です。
- ビタミンA:卵1個(約60g)には約126μgRAEが含まれており、主に卵黄に多く含まれます。成人男性の1日推奨量(900μgRAE)の約14%に相当します。
- ビタミンD:卵1個に約1.1~1.3μg含まれ、成人の1日推奨量(8.5μg)の約13~15%にあたります。骨の健康に関わる栄養素です。
- ビタミンB群・葉酸・鉄分:卵にはビタミンB2(約0.43mg)、葉酸(約22μg)、鉄(約1.0mg)が含まれており、日々の食事で不足しがちな栄養を補えます。
(※出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂) 増補2023年」)
材料
- きゅうり 1本
- たまご 1個
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- ごま油 小さじ1
作り方
1)きゅうりは両端を切り落とし、乱切りにします。

2)フライパンにごま油を熱し、溶き卵を流し入れて軽く炒め、炒り卵を作ります。

3)きゅうりを加えて1〜2分ほど炒めたら、鶏がらスープの素を加えて味を整え、全体をなじませて完成です。

たまごのまろやかさと、きゅうりのシャキッとした食感が好相性。
鶏がらスープのうま味が全体をまとめてくれ、あっさりとした中にコクがあり、思わず何度も食べたくなる味わいです。
コツ・注意点
- きゅうりは炒めすぎない:歯ごたえを残すのがポイントです。
- たまごは先に炒めて取り出す方法もあり:ふんわり仕上げたい方は、たまごを一度取り出して後から合わせてもOK。
- 塩分は控えめに:鶏がらスープの素でしっかり味がつくので、追加の塩は不要です。
まとめ

記事の要約!
- たまごと炒めることで、きゅうりの新しいおいしさを発見できる
- 良質なタンパク質とビタミンを一緒にとれる
- 5分で作れる簡単レシピで、忙しい日にもぴったり
生で食べるのが定番のきゅうりも、たまごと一緒に炒めるだけで、栄養バランスも整い、食べごたえのある一品になります。いつもの副菜に、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか。
※本記事は一般的な栄養情報および調理法をご紹介するものであり、個別の健康状態や医療的助言を代替するものではありません。体質や体調により合わない場合もありますので、心配な方は医師や専門家にご相談ください。