「なんだか部屋がカビ臭い…」そんな違和感を覚えたことはありませんか?
実はそのニオイ、普段あまり気にかけていない場所から発生している可能性があります。
特に湿度が高まる梅雨の時期は、カビやニオイが出やすくなる季節。早めの対策がとても重要です。

今回は、見落としがちだけどカビの温床になりやすい場所を3つご紹介します。
本格的な梅雨が始まる前に、ぜひチェックしておきましょう。
1. エアコンのフィルター

吹き出す風がカビ臭いと感じたら要注意。
エアコンは内部に湿気がこもりやすく、ホコリがたまることでカビの原因になります。
とくに久しぶりに使うタイミングでは、モワッとしたニオイを感じやすいもの。
そのまま放置してしまうと、部屋中にカビの臭いを広げてしまうことも…。
梅雨前のタイミングで、定期的にフィルターのお手入れをしておくと安心です。

また、フィルター掃除をしてもカビ臭さが残る場合は、フィルターだけでなくエアコン内部のクリーニングも検討を。
自分で対処しきれないときは、専門のクリーニング業者に依頼するのも効果的です。
2. カーテンの洗濯

「そういえば、ずっと洗ってないかも…」と思ったら。
窓際にかけっぱなしのカーテン。実は、ホコリや湿気を吸いやすく、カビが発生しやすい場所のひとつです。
特にレースカーテンは、外気と触れる機会も多く、汚れがつきやすくなっています。
見た目では分かりにくくても、長期間放置しているとニオイや変色の原因になることも。
季節の変わり目ごとに、カーテンの状態をチェックし、洗濯や干すなどのお手入れを心がけましょう。
3. 窓のサッシ・ゴムパッキン

結露がたまりやすく、カビが潜みやすい場所。
窓のサッシやゴムパッキンは、目立たない場所ですが、実はカビが繁殖しやすい“隠れスポット”。
特に結露が起こりやすい季節には、湿気がこもりやすく、黒カビができてしまうことも珍しくありません。
「気づいたら黒ずんでいた…」ということにならないように、こまめにチェックし、湿気をため込まないような環境づくりを意識すると安心です。
まとめ
- エアコンの風に違和感を感じたら、早めのお手入れや専門業者への相談を。
- カーテンは見た目がキレイでも汚れていることがあるので、定期的なケアを。
- 窓まわりは湿気がたまりやすいため、こまめなチェックと対策が大切。
ちょっとした心がけで、カビ臭さのない快適な空間はつくれます。
本格的な梅雨が始まる前に、見落としがちな場所に少しだけ目を向けてみませんか?
※本記事は一般的な住まいの掃除に関する情報をもとに構成しています。環境や使用状況により結果は異なる場合があるため、実際の対応は各ご家庭の状況に合わせてご判断ください。