「白菜は鍋で食べない!」一緒に入れるだけで「タンパク質 & カルシウム」が取れる”おいしい食べ方”

冬野菜の王様「白菜」。丸ごと買うと使いきれず、結局いつも「お鍋」に入れてばかり……という方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな白菜のマンネリを解消する、身も心も温まる「ごちそうスープ」をご紹介します。いつもの白菜に「豆乳」と「チーズ」を合わせるだけで、驚くほどクリーミーで濃厚な味わいに変身します。

冷蔵庫に残った白菜の消費にもぴったり。寒い夜にホッと一息つける、優しさ満点のレシピです。

この組み合わせの栄養ポイント

今回のレシピの鍵となるのは「豆乳」と「チーズ」の組み合わせです。

  • 豆乳(イソフラボン&植物性タンパク質): 女性に嬉しい大豆イソフラボンが含まれているほか、ヘルシーな植物性タンパク質が摂取できます。牛乳よりもあっさりとした口当たりですが、加熱することで甘みが増します。
  • チーズ(カルシウム&動物性タンパク質): コクと旨味をプラスするだけでなく、豆乳に足りない動物性のコクを補います。

白菜の食物繊維と一緒に、タンパク質もしっかり摂れるため、朝ごはんや夜食など、体を労わりたい時のメニューとしてもおすすめです。

材料(2人分)

  • 白菜:200g(葉2〜3枚程度)
  • ハーフベーコン:4枚
  • ピザ用チーズ:30g
  • 豆乳(無調整がおすすめ):200cc
  • 水:150cc
  • オリーブオイル:小さじ1
  • コンソメ顆粒:4.5g(小さじ1.5程度)
  • 黒胡椒:少々

作り方

1)食材を切る

白菜は食べやすい大きさ(3〜4cm角のざく切り)にします。芯の部分と葉の部分を少し分けておくと火の通りを調整しやすくなります。ハーフベーコンは1cm幅にカットします。

2)ベーコンを炒める

鍋にオリーブオイルとベーコンを入れ、中火にかけます。じっくり炒めてベーコンの脂と旨味を引き出します。

3)白菜を煮る

ベーコンの良い香りが立ってきたら、水と白菜を加えます。まずは白菜がしんなりしてカサが減るまで、中火で煮込んでいきます。

4)味付けをして仕上げる

白菜に火が通り透明感が出てきたら、弱火にします。豆乳、コンソメ顆粒、ピザ用チーズを投入し、全体を優しく混ぜながら煮込みます。

5)完成

チーズが溶けてスープにとろみがついたら器に盛り付けます。仕上げに黒胡椒をキリッと振って完成です。

クタクタに煮込まれた白菜自身の甘みがスープに溶け出し、そこへチーズと豆乳のまろやかさが加わることで、まるでクリームシチューのような濃厚さが生まれます。

優しい味わいの中に、炒めたベーコンの塩気と旨味がアクセントになり、最後の一滴まで飽きずに飲み干せます。パンに浸して食べても絶品です。

コツ、注意点

  • 火加減が最重要: 豆乳を加えた後は「煮立たせない」ことが美味しく作るコツです。強火でグツグツ煮込むと豆乳が分離し、口当たりが悪くなってしまいます。フツフツと温まる程度の火加減をキープしてください。
  • 黒胡椒たっぷりで: まろやかな味なので、黒胡椒を多めに振ると味が引き締まり、大人の味わいになります。

まとめ

記事の要約!
  • 余った白菜の大量消費に最適!鍋以外の新しい選択肢
  • 豆乳×チーズで「タンパク質・イソフラボン」をおいしく摂取
  • 豆乳投入後は「煮立たせない」のがなめらかクリーミーの秘訣

寒い日は、キッチンにある白菜と豆乳で、体の中から温まるスープを作ってみてはいかがでしょうか。簡単なのに満足感のある一杯、ぜひお試しください。

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