せっかく買うなら、甘くジューシーなメロンを選びたいですよね。
でも、売り場にたくさん並んだメロンを前にすると、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、売り場でちょっとしたポイントをチェックするだけで、甘くておいしいメロンを見分けられるようになります。
今回は元スーパーの青果担当者の視点から、失敗しないメロンの選び方を3つのポイントに絞って分かりやすく解説します。
甘いメロンを選ぶ3つのポイント
売り場でチェックするのは、次の3つだけで十分です。
順に見ていきましょう。
ポイント1 ネットの網目が細かく、均一に盛り上がっているか
マスクメロンやアールスメロンなど、表面に網目(ネット)があるタイプは、ネットの状態が甘さや品質を見分ける大切な手がかりになります。
網目が細かく、全体に均一に盛り上がっているものを選んでください。
網目がまばらだったり、左右で濃さが違ったりするものは、生育にばらつきがあった可能性があります。
プリンスメロンやホームランメロン、ハネデューなど網目のないタイプのメロンは、ネットでは見分けられません。このあとのポイント2・ポイント3で判断してください。
ポイント2 形が左右対称でバランスよく整っているか
メロンは形にも甘さのヒントがあります。
左右対称で、上から下までバランスよく整っているものを選びましょう。
形がいびつだったり、片側だけ平たくなっていたりするメロンは、日光の当たり方や水分の行き渡り方にムラがあった可能性があります。
また、ヘタの付け根が真ん中にあり、左右にゆがんでいないものが理想です。
肥後グリーンのように少し縦長(ラグビーボール型)の品種もあります。「丸い形」ではなく、その品種らしい形が左右対称に整っているかで判断してください。
ポイント3 持ったときにずっしり重みを感じるか
同じ大きさのメロンを2つ手に取って比べてみてください。
ずっしりと重みを感じる方が、果汁が豊富で甘みも強い傾向があります。
軽いと感じるものは、水分が抜けていたり、中が未熟だったりすることがあります。
見た目だけで判断せず、必ず手に取って重さを確かめてから選ぶのがおすすめです。
見落としがちなチェックポイント
3つのメインポイントに加えて、余裕があれば見ておきたい細かなポイントもご紹介します。
ヘタ(T字のツル)の状態
アールスメロンやマスクメロンなど、T字のヘタが付いているタイプは、ヘタが太くピンとしているものが鮮度のよいサインです。
ヘタが細くしおれているものは収穫から日が経っていたり、食べ頃を迎えつつあるメロンだったりします。
すぐに食べたい場合は、ヘタが少ししおれたものを選んで家で短時間追熟するのもおすすめです。
おしり(底)の様子
メロンのおしり(ヘタの反対側)を見てみてください。
黒ずみやカビのような汚れがなく、きれいな色をしているものを選びましょう。
食べ頃に近いメロンは、おしりが少し柔らかくなっていることもあります。
すぐに食べる予定の方はおしりに少し弾力があるもの、2〜3日後に食べる方は固めのものを選ぶと、好みのタイミングで楽しめます。
売り場で強く押すのは、ほかのお客様やお店の迷惑になります。おしりの確認は指の腹で軽く触れる程度にとどめてください。
タイプ別・メロンの選び方のコツ
メロンには大きく分けて「ネットあり」と「ネットなし」のタイプがあります。
それぞれの特徴を知っておくと、より選びやすくなります。
ネットありのメロン(アールス・マスクなど)
高級メロンの代表格です。
網目の細かさ・均一さと、ヘタのピンと張った状態を最優先にチェックしてください。
重さと形の丸みも、甘さを見分ける手がかりになります。
ネットなしのメロン(プリンス・ホームラン・ハネデューなど)
ネットがないタイプは、皮の色つやと形の丸み、重さで判断します。
皮の色が均一でつやがあり、持ってずっしり重いものを選びましょう。
おしりに甘い香りがするものは、食べ頃が近いサインです。
よくある質問
Q. 売り場で食べ頃のメロンを選ぶ方法はありますか?
A. おしりから甘い香りが漂ってきたり、おしりを軽く触れて少し弾力があるものは食べ頃のサインです。すぐに食べたい場合は、「食べ頃」と書かれた札が付いた商品を選ぶと確実です。固めのメロンを選んだ場合は、家で数日常温追熟してから食べるのがおすすめです。
Q. 値段が高いメロンと安いメロンの違いは?
A. 値段の差は、品種・産地・栽培方法・等級(糖度や外観の基準)で決まります。贈答用の高級メロンは糖度や見た目の基準が厳しく、家庭用はそこまで厳しくないという違いです。家庭で食べるなら家庭用でも十分おいしく、選び方のポイントを押さえれば当たりのメロンに出会えます。
Q. 半分にカットされたメロンの選び方は?
A. カットされたメロンは、果肉の色が均一で、種のまわりが崩れていないものを選んでください。果肉全体がくすんで見えたり、種のまわりが水っぽく崩れている場合は時間が経っているサインです。また、ラップに果汁がたっぷり付いているものは避けましょう。
まとめ
失敗しないメロンの選び方、ポイントをおさらいします。
- ネット系は網目が細かく、均一に盛り上がっているもの
- 左右対称で、きれいな丸みがある形を選ぶ
- 同じ大きさならずっしり重い方が甘い
- 食べたい時期に合わせて、すぐ食べるならおしりに少し弾力のあるもの、数日後に食べるなら固めでヘタがピンとしているものを選ぶ
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選び方のコツを知っておけば、売り場でのメロン選びが楽しくなります。
次にメロンを買うときは、ぜひ3つのポイントを順に見比べて、お気に入りの一玉を見つけてみてくださいね。

