いただきもののメロン、いつ切ればいいか迷ったことはありませんか。
早すぎると固くて甘みが足りず、遅すぎると果肉が崩れてしまうなど、切るタイミングは悩みどころですよね。
実は、メロンは家庭でも見極められる”3つのサイン”があります。
今回は元スーパーの青果担当者の視点から、食べ頃を逃さないチェックポイントを順にご紹介します。
メロンの食べ頃を見極める3つのサイン
メロンは収穫されたあと、常温でゆっくり追熟させることで甘みと香りが引き出される果物です。
次の3つのサインを順に確認してみてください。
サイン1 甘い香りがふわっと立ってくる
食べ頃が近づくと、メロンそのものから甘く芳醇な香りが漂ってくるようになります。
まだ未熟なうちは、鼻を近づけてもほとんど香りがしません。
保管している部屋に入った瞬間に「ふわっと甘い香り」を感じられたら、食べ頃が近いサインです。
サイン2 おしり(底)を押すとほんの少しへこむ
メロンのおしり(ヘタの反対側)を、親指の腹でそっと押してみてください。
食べ頃のメロンは、弾力が出てほんの少しへこむような感触があります。
カチカチに固い場合はまだ追熟が足りず、ぶよぶよと柔らかすぎる場合は熟しすぎのサインです。
強く押すと傷の原因になります。指先で軽く触れる程度で十分です。
サイン3 ツル(T字のヘタ)が細く、しおれてくる
アールスメロンやマスクメロンなど、T字のツルが付いているタイプは、ツルの状態が食べ頃の目安になります。
収穫直後はツルが太く張りがありますが、食べ頃が近づくにつれて、ツルが少しずつ細くしおれてきます。
ツル全体がカサカサに乾いてきた頃が、ちょうど食べ頃のサインです。
食べ頃を迎えるまでの追熟のコツ
購入直後のメロンは、ほとんどがまだ追熟前の状態です。
次のポイントを押さえて、上手に食べ頃まで育ててあげましょう。
コツ1 常温で追熟させる
メロンは低温に弱く、冷蔵庫に入れると追熟が止まってしまいます。
風通しのよい常温(20〜25度)の場所で保管し、直射日光の当たらない涼しい所に置くのがおすすめです。
夏場のキッチンなど、30度を超える場所は避けてください。
コツ2 食べ頃が重なったら冷蔵庫で足踏みさせる
複数個あって一度に食べきれないときは、食べ頃に達したものから冷蔵庫に移して追熟のスピードを落とすのがおすすめです。
冷蔵庫に入れると追熟がほぼ止まるので、2〜3日は食べ頃の状態をキープできます。
おいしく食べるコツ|いつ冷蔵庫に入れるの?
追熟と冷やすタイミングは、実は別の話です。
食べ頃を迎えたメロンを、いちばんおいしく味わうためのひと手間をご紹介します。
食べる2〜3時間前に冷やす
食べ頃のサインが出たら、食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れて冷やすと、甘さと香りをより強く楽しめます。
長時間冷やしすぎると甘みを感じにくくなるので、食べる直前まで冷やしっぱなしにしないのがコツです。
よくある質問
Q. メロンの食べ頃が分からず切ってしまいました。固かったらどうすれば?
A. 切ってしまったメロンは追熟が進まなくなります。固くて甘みが足りない場合は、はちみつをかけたり、ヨーグルトと合わせたり、スムージーにしたりと、別の形で楽しむのがおすすめです。次回からは切る前に3つのサインを確認してみてください。
Q. 食べ頃を過ぎたメロンは食べても大丈夫?
A. 果肉がぶよぶよに柔らかくなっていても、見た目や香りに異常がなければ食べられます。ただし、強い発酵臭がしたり、口に入れたときにピリピリとした刺激を感じる場合は発酵が進んでいる可能性があるので、食べずに処分してください。
Q. 購入してすぐに食べ頃になっているメロンはありますか?
A. スーパーで「食べ頃」と書かれて販売されているメロンは、追熟済みのものが多いです。迷ったときは、店頭で香りをかいでみて、甘い香りが立っているものを選ぶと、当日〜翌日には食べられます。
まとめ
メロンの食べ頃を見極める3つのサインをおさらいします。
- 香りが甘く立ってくる
- おしりを押すとほんの少しへこむ
- ツルが細くしおれてくる
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食べ頃のサインを知っておけば、いただきもののメロンも自信を持って切り分けられます。
次にメロンを手にしたときは、ぜひ3つのサインを順に確認してみてくださいね。

