定番の「おひたし」といえば、ゆでたほうれん草に醤油をかけて食べるスタイル。でも実は、それだけではちょっともったいないかもしれません。
今回は、卵と一緒に炒めるだけで、タンパク質もビタミンも効率よく摂れる、新しい定番レシピをご紹介します。

味付けはシンプルながら、ごま油の香ばしさと卵のまろやかさで、ほうれん草の魅力が引き立ちます。
このレシピの栄養は?


卵を加えることで、植物性のたんぱく質が豊富なほうれん草と、動物性のたんぱく質が豊富な卵を一緒に摂ることができます。これにより、栄養のバランスが整いやすくなります。
さらに、ほうれん草にはビタミンA・C・Eなどの栄養素が多く含まれており、特に脂溶性のビタミンAやEは、加熱と油分を組み合わせることで吸収されやすくなります。
また、ごま油に含まれる脂質は、これら脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがあるため、効率よく栄養を取り入れられる一品です。
材料(2人分)
- ほうれん草:1束
- 卵:2個
- 鶏がらスープの素:小さじ1
- ごま油:小さじ2
作り方
1)ほうれん草はしっかり洗い、たっぷりの熱湯でさっと茹でる。水にさらしてアクを抜き、水気をしぼって食べやすい長さに切る。

2)卵をボウルに割り入れてよく溶きほぐす。
3)フライパンにごま油を熱し、卵を入れて大きくかき混ぜながら炒め、半熟状になったらほうれん草を加える。


4)鶏がらスープの素を加え、全体をさっと炒め合わせたら完成。

卵のコクとほうれん草のほろ苦さが絶妙にマッチ。ごま油の香りが立ち、やさしい味わいの中にも深みがあります。
鶏がらスープの素が程よい塩気を加えてくれるので、調味料はこれだけで十分です。
コツ、注意点
- ほうれん草は茹ですぎると食感と栄養が落ちるので、さっと茹でるのがポイント
- 卵は半熟で加熱を止めることで、ふんわり仕上がる
- 鶏がらスープの素は入れすぎに注意。味をみて微調整を。
まとめ

- 卵と一緒に炒めるだけで、ほうれん草がごはんに合うおかずに変身
- 醤油を使わず、素材の味を活かしたやさしい味つけ
- 栄養バランスもよく、朝食や夕食の副菜にもおすすめ
醤油だけで食べるのはもう卒業!この炒めレシピで、ほうれん草の新しいおいしさをぜひ味わってみてください。
※本記事は一般的な栄養情報をもとにしたものであり、効果には個人差があります。体調に合わせて無理のない範囲でお試しください。