こんにちは！元スーパーの青果担当で、現在は主婦歴18年のぱるとよです。
寒さが増してくると、大根が一段と美味しくなる季節ですね。「冬の大根」は夏のものに比べて辛みが和らぎ、驚くほどみずみずしくてジューシーなのが特徴です。
でも、大根料理というと煮物ばかりになってしまったり、「あと一品ほしいけれど、面倒なのは嫌」と悩んだりすることはありませんか？
- 毎日の献立がマンネリ化して悩んでいる方
- 火を使わず、パパッと栄養満点な副菜を作りたい方
- 野菜不足が気になるけれど、サラダだけでは物足りない方
- 大根を一本買ったものの、消費しきれずに困っている方
そこで今回は、旬の大根をモリモリ食べられる、「サバ缶と大根の絶品サラダ」をご紹介します。
青果担当としての経験から言わせていただくと、冬の大根は「生」で食べるのが一番贅沢です！
不足しがちな野菜とタンパク質が一気に摂れる、忙しい私たちの頼れる味方。切って混ぜるだけの簡単レシピですが、美味しさには「プロの理由」があります。ぜひ試してみてください。
「サバ缶×大根」が最強の組み合わせである理由
サラダだけだと、夫や子供から『これだけ？ お肉ないの？』って言われちゃうんですよね…
わかります！ 野菜だけだとメインになりにくいですよね。だからこそ『サバ缶』の出番なんです！
このレシピの魅力は、なんといっても「栄養バランス」と「手軽さ」の両立です。
サラダだけだと、どうしてもタンパク質が不足しがちですよね。そこに「サバ缶（水煮）」を加えることで、栄養価がグンとアップ。
缶詰の旨味とマヨネーズのコクが、淡白な大根に絡んで、野菜嫌いなお子様からお酒好きの旦那様まで、家族みんなの箸が止まらない味になります。
箸が止まらない！絶品副菜の作り方
今日はもう仕事と家事でヘトヘト…。火を使わずにパパッと作れると嬉しいんですけど。
お任せください！ お鍋もフライパンも使いません。切って混ぜるだけなのですぐにできますよ。
材料（2〜3人分）
- サバ缶（水煮）： 1缶
- 大根： 150g
- 大葉： 5枚
- 鰹節： 2g（小パック1袋程度）
- マヨネーズ：大さじ3
- 醤油：小さじ1
- 塩胡椒：少々
作り方
1）の大根の皮をむき、細切りにします。
2）大葉は千切りにします。
3）ボウルに汁気を切ったサバ缶、大根、大葉、鰹節、そして調味料（マヨネーズ、醤油、塩胡椒）をすべて入れます。
4）全体がよくなじむようにサックリと混ぜ合わせたら完成です！
ここが違う！元青果担当が教える「3つの美味テクニック」
ただ混ぜるだけに見えて、実は美味しく仕上げるための重要なポイントが3つあります。
1. 大根は「上部」を使って！
大根は部位によって味が全く違います。下の方は辛みが強いので、生で食べるなら断然「上部（葉っぱに近い方）」がおすすめ。
冬の時期の上部は特に甘みが強く、サラダにしても辛みが気になりづらいです。
ここを使うだけで、仕上がりの味が優しくなります。
2. あえて「塩もみ」はしない！
通常、大根サラダを作る時は水分を抜くために塩もみをすることが多いですが、今回はあえて塩もみしません。理由は2つあります。
- シャキッと感を守るため： 塩を振るとどうしても食感がしんなりしてしまいます。旬の大根ならではの「シャキッ！」とした新鮮な歯ごたえを楽しんでいただきたいのです。
- 塩分控えめ： サバ缶や調味料に味がついているので、大根には余計な塩分を加えずヘルシーに。
3. 「鰹節」と「大葉」がいい仕事をする！
塩もみしないと「水っぽくなるのでは？」と心配になりますよね。そこで活躍するのが「鰹節」です。
鰹節が余分な水分を吸ってくれるうえに、旨味もプラスしてくれます。さらに「大葉」を加えることで、サバ缶特有の臭みを消し、爽やかな風味に。この2つの名脇役のおかげで、最後まで美味しくいただけます。
まとめ：食べる直前に混ぜて、旬の味を楽しんで
- 大根は「上部」を使う： 甘みが強く、サラダに最適です。
- 塩もみはしない： 旬ならではのみずみずしい「シャキッと感」を守ります。
- 鰹節と大葉は必須： 鰹節で水分を吸わせ、大葉で魚の臭みを消すのがプロの技。
- 食べる直前に混ぜる： 水っぽくなるのを防ぎ、最高の食感で楽しめます。
これなら簡単だし、私にもすぐできそう！ さっそく今日やってみます！
ぜひ！ 今の時期の大根を一番おいしく楽しんでくださいね。
大根のシャキシャキ感、サバの旨味、大葉の香りが一体となったこの一皿。
「今日のおかず、何にしよう？」と迷ったら、ぜひスーパーで旬の大根とサバ缶を手に取ってみてください。
きっと、我が家の新しい定番メニューになりますよ！
