暑くなるこれからの季節、ナスが食卓に並ぶ機会も増えてきます。
水分が多くて栄養が少ないと思われがちなナスですが、実は皮ごと食べることで、見落とされがちな成分も効率よく摂ることができる野菜なんです。
今回は、ナスの特徴を活かした「レンジ蒸し」のレシピをご紹介します。
ナスの“実はすごい”栄養とは？
ナスには以下のような成分が含まれています：
- ナスニン（アントシアニンの一種）：ナスの皮に含まれるポリフェノール。抗酸化作用があるとされ、健康維持への効果も注目されています。
- カリウム：体内の余分な塩分を排出する働きがあり、むくみ対策として知られています。
- 食物繊維：腸内環境を整えるのに役立つ成分です。
特にナスニンは皮に含まれる成分なので、「皮をむかずに調理する」のがポイントです。
材料
- ナス 1本
- みょうが 1個
- 大葉 2枚
- 麺つゆ（2倍濃縮） 大さじ2
- かつお節 適量
作り方
1）ナスのヘタを切り落とし、ラップで包みます。
2）600Wの電子レンジで3分加熱し、氷水で冷やします。
皮の色を保つために氷水でさっと冷やします。浸けすぎるとナスの栄養が流れやすくなるので、短時間で引き上げるのがポイントです。
3）水気をしっかり拭いてお好みのサイズにカットします。
4）器にナスを盛り、刻んだ茗荷と大葉をのせます。麺つゆをかけ、仕上げに鰹節を振って完成。
冷やしたナスに香味野菜と麺つゆの風味がほどよくなじみ、暑い日にもうれしい一品です。
ナスのとろっとした食感と、茗荷と大葉のさっぱり感がよく合います。
コツ・注意点
- ナスはラップで包んで加熱することで、蒸し焼きのようにふっくら仕上がります
- 加熱後すぐに氷水で冷やすと、皮の色が鮮やかに。ただし長時間浸けるのは避けましょう
- 麺つゆは濃縮タイプによって量を調してください（3倍濃縮の場合は大さじ1程度がおすすめ）
まとめ
記事の要約！
- ナスは皮ごと食べることで、ナスニン（抗酸化成分）を効率よく摂取しやすくなります
- 食物繊維やカリウムも含まれており、腸内環境や塩分バランスを意識する方におすすめ
- レンジで簡単調理できるため、火を使いたくない日にも重宝します
ナスの特徴を活かしたひと品、ぜひご家庭でお試しください。
※本記事は一般的な食品情報に基づいて構成されています。特定の効果を保証するものではありません。体調や体質に不安のある方は、医師や専門家にご相談ください。
