なすといえば味噌汁に入れるイメージが強いですが、実はごはんのおかずとして主役になれる調理法があります。
片栗粉をまぶして焼き、甘酸っぱいたれを絡めるだけで、外は香ばしく中はとろっと仕上がります。

手間も少なく、忙しい日の一品にぴったりです。
材料

- なす 1本
- 片栗粉 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 米酢 大さじ1
作り方
1)なすはヘタを切り落とし、乱切りにします。

2)ボウルに水をはり、切ったなすを3〜5分ほど浸けてアクを抜きます。

3)ザルにあけ、水気を切り、キッチンペーパーで表面の水気をしっかり拭き取ります。

4)ポリ袋やボウルに入れ、片栗粉を全体にまぶします。

5)フライパンに大さじ2程度の油を熱し、中火にし、なすを重ならないように並べ、両面をじっくり焼きます。皮に少し焦げ目がつき、中まで柔らかくなったらOKです。

6)砂糖・醤油・米酢を加えます。

7)焼いたなすに調味料を加え、火を弱めて全体に絡めます。

8)照りが出たら器に盛り付けて完成です。

香ばしく焼けた皮となすのとろける食感に、甘酸っぱいたれがよく絡み、ごはんが進む味わいです。酢のさっぱり感が後味を軽やかにしてくれます。
コツ、注意点

- 水気を残さず拭き取ると、油はねを防げます。
- 片栗粉は薄くまぶすのがポイント。ダマにならないように均一にしてください。
- 調味料を加えたら強火にしすぎないこと。焦げやすいので注意しましょう。
味噌汁以外でも楽しめるなすの魅力を引き出す一皿です。忙しい日の夕食や、お弁当のおかずにも活躍しますので、ぜひ気軽に試してみてください。