切り干し大根といえば「煮物」というイメージが強いですが、実はもっと手軽で、栄養バランスもアップする食べ方があります。
特に、忙しい日でもサッと作れるのが炒め物。

今回は、豚こま肉とキャベツを合わせて炒めることで、タンパク質とビタミンB1も一緒に摂れる、おいしくてヘルシーな一品をご紹介します。
豚肉の栄養について
豚肉には、私たちの体に欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。

- タンパク質:筋肉や内臓、皮膚などの体の材料になる栄養素。成長期の子どもや、疲れやすい大人にも重要。
- ビタミンB1:糖質をエネルギーに変えるのを助ける働きがあり、疲労回復に役立ちます。とくに夏バテや忙しい毎日の中で不足しがちな栄養素です。
- 鉄や亜鉛:貧血予防や免疫力の維持にも役立ちます。
切り干し大根と組み合わせることで、食物繊維とビタミンをプラス。炒めることで風味も引き立ち、食べ応えのある一品に仕上がります。
材料(2人分)
- 切り干し大根:1袋(25g)
- キャベツ:2枚
- 豚こま肉:100g
- 水:50cc
- お好みソース:大さじ1
- ソース:大さじ1
- 鶏がらスープの素:小さじ1/3
- ごま油:小さじ2
- 塩胡椒:適量
- 青のり:適量
作り方
1)切り干し大根を水で戻し、しっかり水気を絞っておきます。



2)フライパンに切り干し大根と水を入れ、中火で加熱しながら水分を飛ばすように炒めます。

3)ごま油を加え、ざく切りにしたキャベツも加えて炒めます。

4)キャベツがしんなりしてきたら、焼いておいた豚こま肉を加えます。

5)お好みソース、ソース、鶏がらスープの素を加え、全体に味がなじむよう炒め合わせます。

6)塩胡椒で味を整え、仕上げに青のりをふって完成です。

切り干し大根のシャキシャキ感とキャベツの甘み、豚肉の旨みが一体となった、食べごたえのある一品です。

ソースの香ばしさと青のりの風味がアクセントになり、ごはんが進む味付け。煮物とは違った、新しい切り干し大根の魅力が楽しめます。
コツ、注意点
- 切り干し大根は戻しすぎず、歯ごたえが残る程度に仕上げるのがおすすめ。
- 豚肉は炒めすぎると固くなるので、あらかじめ別で軽く焼いておくと仕上がりが柔らかくなります。
- ソースの塩分に注意し、味見をしながら調整しましょう。
まとめ

記事の要約!
- 切り干し大根は、炒め物でもおいしく食べられる
- 豚肉でタンパク質とビタミンB1がしっかり摂れる
- ソース味でご飯がすすむ、家族も喜ぶ副菜
煮物の印象が強い切り干し大根ですが、炒めることで驚くほど新しい味わいに出会えます。手軽に栄養が摂れるこのレシピ、ぜひ一度試してみてくださいね。