寒さが増してくると、大根がみずみずしくて甘い季節になりますね。
スーパーで安く売られているとつい1本丸ごと買ってしまいますが、
「使い切れるか心配…」
「毎日煮物だと飽きる」
なんて悩みもつきもの。
今回は、そんな時にこそ試してほしい、煮込まず「生」で食べるから体が喜ぶ!
火を使わずポリ袋ひとつで完結する「大根と梅の胡麻和え」をご紹介します。

- 大根を1本買ったけれど、消費方法に困っている方
- 年末年始や飲み会続きで、胃腸が少しお疲れ気味の方
- 「あと一品」欲しいけれど、洗い物を増やしたくない方

大根の消化酵素と梅のクエン酸で、疲れた体にも優しい一皿。
パパッと作れるので、忙しい日の救世主になりますよ。

大根1本ってなかなか減らないよ〜。煮込むのも時間がかかるし…。

袋で揉むだけの副菜なら一瞬だよ!生のままペロリと食べられちゃう。
消化酵素が摂れて胃腸に優しい!大根×梅コンビの魅力
今回ご紹介するのは、素材の持ち味を最大限に生かしたシンプルな和え物です。
大根に含まれるジアスターゼ(消化酵素)は熱に弱い性質がありますが、
今回のレシピは「生」のまま調理するので、酵素を効率よく摂ることができます。

そこに梅干しのさっぱりとした酸味が加わることで、食欲がない時でも箸が進む「最強の箸休め」になります。

最近、胃もたれ気味だから助かるなぁ。さっぱり系ならいくらでも入りそう!

梅の酸味で食欲も湧いてくるよ。ごま油の香りで満足感もバッチリ。
【レシピ】火を使わず袋で揉むだけ!作り方
調理道具はポリ袋と包丁だけ。ボウルも使わないので、後片付けが本当に楽ちんです。

- 大根:100g(約3〜4cm程度)
- 梅干し:1個
- 塩:小さじ1/4
- ごま油:小さじ1
作り方手順
1)大根を切る
大根は皮をむき、食べやすい大きさの薄い「いちょう切り」にします。薄めに切ることで味が早く馴染みます。

2)塩揉みする
清潔なポリ袋に大根と塩を入れ、袋の上から手でよく揉み込みます。全体がしんなりするまで少し置きましょう。

3)水気を絞る
袋の上からギューッと絞り、出てきた水分をしっかりと捨てます。ここが一番のポイントです!
4)和える
梅干しは種を取って包丁で叩き、ペースト状にします。

水気を切った大根の袋に、梅肉とごま油を加え、袋を振ったり揉んだりして全体を和えれば完成です。


これならズボラな僕でもこれならできそう。

袋だけで完結するから楽ちんだよね。手も汚れにくいのが嬉しいポイント!

【関連記事】大根を”生”でもっと食べたい!そんな方におすすめなレシピ
美味しく作るための「水切り」のコツ

レシピは非常にシンプルですが、ひとつだけ美味しく作るために外せないポイントがあります。
それは「水気を徹底的に絞ること」です。
大根は水分が多い野菜なので、塩揉みをした後に水分が残っていると、梅やごま油の味がぼやけてしまいます。
ポイント:袋の上から「これ以上出ない!」と思うくらい、力強く絞ってください。
また、梅干しの塩分濃度によって味が変わるので、最後に味見をして塩加減を調整してくださいね。

水っぽいと味が薄くなっちゃうもんね。親の敵!ってくらい絞ってみるよ。

ギューッと絞るのが一番大事!味が凝縮されて食感も良くなるよ。
【飽きない!】翌日も楽しめる「ちょい足し」アレンジ術
このレシピは作り置き(常備菜)にも向いています。
冷蔵庫で少し寝かせると味が馴染んでまろやかになりますが、もし大量に作って味が単調に感じてきたら、
以下の「ちょい足しアレンジ」を試してみてください。

1. 「鰹節」で旨味をブースト
食べる直前に鰹節をまぶしてみてください。
カツオのイノシン酸(旨味成分)が加わり、ご飯のお供としてのランクが一気に上がります。
お弁当の隙間に入れる時も、鰹節が余分な水分を吸ってくれるのでおすすめです。
2. 「大葉・みょうが」で香り豊かに
千切りにした大葉やみょうがを混ぜ合わせると、香りが立ってより大人の味わいに。
お酒のおつまみや、脂っこいメイン料理の付け合わせにするなら、この薬味プラスが最高です。

次の日は味変したいなと思ってた!薬味たっぷりのおつまみ、最高だね。

鰹節や大葉で風味アップだね。飽きずに最後まで美味しく食べ切れるよ。
まとめ:今夜の「あと一品」はこれで決まり

- 火を使わずポリ袋だけで作れる
- 酵素たっぷりで胃腸に優しい
- 鰹節や大葉でアレンジも自在
忙しい平日の夜こそ、こんな「頑張らないレシピ」で食卓に彩りを添えてみてください。
大根がおいしい今の季節、ぜひ今夜の夕食に作ってみてくださいね!

