「納豆」に入れると体がよろこぶ。“タンパク質が手軽に摂れる万能食材”とは?

毎日の献立、特に忙しい朝の時間は「手軽さ」と「栄養」のバランスに悩みますよね。

冷蔵庫にいつもある「納豆」。いつも付属のタレで済ませていませんか?

実は、ある調味料と食材をちょい足しするだけで、いつもの納豆ご飯が「上品な料亭の味」に変わり、不足しがちなタンパク質も手軽に補えるんです。

元青果担当で主婦歴18年の私が、忙しい日々にこそおすすめしたい「白だし納豆たまご」の作り方をご紹介します。

▼このレシピはこんな人におすすめ
  • 朝食の支度を少しでもラクにしたいけれど、栄養はしっかり摂りたい人
  • 卵焼きや目玉焼きを作り、フライパンを洗うのが面倒な日がある人
  • いつもの納豆の味に少し飽きてしまい、新しい変化が欲しい人
  • 年齢とともに、塩分や味の濃さが気になり始めた人

付属のタレは使いません。あえて「白だし」を選ぶ理由

このレシピの最大のポイントは、付属のタレではなく「白だし」を使うことです。

あひる君
あひる君

付属のタレじゃダメなんですか?

ぱるとよ
ぱるとよ

白だしだと、上品でまろやかになるのよ。

付属のタレだと「味が濃すぎる」「塩辛い」と感じることはありませんか?

白だしは醤油や付属のタレに比べて、塩味がすっきりしています。

そこにカツオや昆布の「だし感」が加わることで、生卵と合わせたときに味がボヤけず、全体が優しい味わいにまとまるのです。

「最近、濃い味付けが少し重たく感じる」という40代以降の方にこそ、ぜひ試していただきたい組み合わせです。

材料(1人前)

材料はとてもシンプル。冷蔵庫にあるもので完結します。

▼材料
  • 納豆:1パック
  • 卵:1個
  • 刻みネギ:大さじ1(種類はなんでもOK!)
  • いりごま:小さじ1
  • 白だし:小さじ1
  • 温かいごはん:お茶碗1杯分

美味しさの分かれ道?プロが教える「混ぜる順番」

材料を全部入れたくなりますが、ちょっと待って!

「混ぜる順番」に少しだけこだわると、口当たりが格段に変わります。

1)まずは「納豆だけ」をよく混ぜる

2)次に「溶き卵」を加えて混ぜる

3)最後に「白だし・ネギ・ごま」を入れて仕上げる

4)温かいごはんの上に、たっぷりのせて完成

あひる君
あひる君

全部一気に入れちゃダメですか?

ぱるとよ
ぱるとよ

納豆を先に混ぜると旨味が増すの!

もちろん、疲れている時は一気に混ぜてもOKです。

しかし、最初に納豆だけで混ぜて「糸」をしっかり引かせておくのがポイント。

よく混ぜて空気を含ませることで、口当たりがまろやかになり、納豆本来のうま味をより強く感じられるようになります。

先に「ふわふわの土台」を作ってから、卵でコーティングする。このひと手間で、最高の「ふわとろ食感」が生まれるのです。

香りと食感のアクセント「ごま」と「ネギ」

仕上げに加える「いりごま」と「刻みネギ」。これは単なる彩りではありません。

あひる君
あひる君

ネギの種類は何がいいですか?

ぱるとよ
ぱるとよ

冷蔵庫にある余り物で十分よ!

わざわざ買い足さなくても大丈夫です。万能ネギでも、長ネギの青い部分を刻んだものでも構いません。

ネギのシャキッとした歯応えが濃厚さを引き締め、いりごまの香ばしさとプチプチ食感が満足感をアップさせてくれます。

まとめ

記事の要約!
  • 味付けは「白だし」一択:タレより塩味が丸く、だし感で上品な味わいに。
  • 混ぜ順を意識:納豆→卵→調味料の順だと、より「ふわとろ」に(面倒なら一気でもOK!)。
  • ちょい足し栄養素:ごまとネギで、風味と栄養価を底上げ。

「タンパク質を摂らなきゃ」と思っていても、朝から火を使って調理するのはハードルが高いもの。

このレシピなら、火を使わず、洗い物も最小限で、体想いのごはんが完成します。

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